11話 ページ12
私が黙っていたのを何と勘違いしたのか、志麻さんが慌てだした
志「あぁ！ごめん！話したくなければ話さなくてええから！」
『え、あ、違います。そうじゃなくて…』
私も、慌てて弁解をする
う「何か、事情があるんじゃ無いのか？」
『…あるにはあるのですが、言えないほどの事じゃ無いです。ただ……』
坂「ただ？」
『……食事中に話す様な内容、では無いので…』
私が申し訳なく言うと、3人は目をパチパチさせていた
その後、志麻さんがニカッと笑った
志「そう言う事やったんか！ありがとうな、俺らのことを考えてくれて」
そしてまた、志麻さんは頭を撫でてくれた
坂「気にせんでええで！俺たちの事より、君の方が大切なんやから話して？」
『……分かりました』
やっぱり、少し気が引けたが、話せと言う圧がかかった気がして話した
『……私子供の頃から、お昼を食べようとしても喉に通らなくて、それで無理矢理食べようとすると吐いちゃうんです。なので、給食は味噌汁とかスープ類しか食べてないので、あまり箸を使う必要性がなくて……』
う「だから、箸の持ち方を知らなかったと言うより忘れていたのか」
『はい…』
うらたさんは納得と言うように、頷いていた
坂「なぁ、1日の食事ってどれくらいなん？」
『えっと…、夜、あの人達が残した、ご飯をキャベツ1枚に乗せて丸めた物を食べるだけ……、……ですね』
全「はぁあああ?!?!」
ﾀﾞﾝｯｶﾞﾀﾝｯ
『っ!?!?』
テーブルに居る3人だけでなく、キッチンに居るセンラさんも突然大きな声をあげた
しかも、3人は机を叩きながら席を立ち、思わずびっくりして、肩を震わせた
う「ちょっと待て！それ本気か!?」
志「嘘やろ!?」
坂「1日、たったそれだけなん!?」
セ「栄養が足りひんにも程があるやろ!?」
そこまで驚かれる事なのか、正直疑問でしかない
『そ、そこまで、驚きますか…？』
坂「驚くに決まっとるやろ?!」
志「逆によう、生きてたな!?」
セ「本人自覚ないやん」
う「これからは3食、栄養のある奴を食べさせよう」
うらたさんの言葉に、他の3人も深く頷いていた
『そんな、大丈夫ですよ？今まで、それで生きてこれましたし……』
う「ダメだ!!」
志「なんでそうなるん?!」
坂「何言うてんの!!」
セ「絶対にあかん!!」
間髪入れず、2人には却下され、残りの2人には発言の方を突っ込まれた
(うらたさんのあの発言、あれはずっとここに居てもいいって事？もし、そうなら嬉しいな……)
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怜莉(プロフ) - ちょこさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません……。更新出来るように頑張りますね！ (2020年2月6日 22時) (
レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです！続き楽しみに待ってます！ (2020年1月13日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます！こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです……！了解しました！今日中に結論を出したいと考えています！ (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！こんな駄作を楽しく読んで頂いて嬉しいです…！なるほど、その場のヒントを出すと言うてもあるんですね！検討させて頂きます！今日中に結論を出したいと考えています。 (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒那(プロフ) - 星宙☆*:さん» コメントありがとうございます！作者のことを考えて頂きありがとうございます…！思わず涙を流しました……。今日中に結論を出したいと考えています！ (2019年3月28日 13時) (レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜莉 | 作成日時：2018年11月29日 12時
