50話 ページ8
G 「お取り込み中ごめんね。そろそろ、俺も本題に入りたいんだ」
そ「彼女の能力が分かっただけじゃ足りないと言う事ですか？」
G「そう。生憎俺が知っているのは、月崎さんの能力が神の目だと言うことだけ。授業をするなら、レベルまで知らないといけないんだよ」
『レベル……』
G「言いたくないのは充分さっきの行動から分かるんだけど、授業評価の時に何を評価するのか示さないといけないから、出来れば教えて欲しいんだけど、教えてもらってもいい？」
『……』
言わないといけないのは分かる
しかし、よく知りもしない人たちにレベルまで言いたくはない
S「あの、話に割って入ってしまって申し訳ないんですけど、先生、授業評価って具体的に何ですか？」
G「あぁ、そっか！1年生は知らないね！能力実技の授業評価は、最初担当教師がクラス全員の能力の現状を把握して、1か月ごとにどこが出来て、まだ出来ていないことは何かを知るんだ。そして、それぞれの学期末の時に評価する。ん〜、そうだなぁ、例えば─────」
G先生の話はこうだった
今、催眠をかけることが出来るのは1人だけ、しかも催眠時間のコントロールはできないとする
1か月後には、催眠をかけることが同時に出来るのが2人になった
だけど、時間のコントロールはまだ出来ない
そして、学期末では催眠をかけることが同時に出来るのが3人まで増え、時間のコントロールも1人なら出来るようになったとする
その時の評価は、もちろん合格になる
人数が増え、時間のコントロールも出来るようになったからだ
でも、もし人数だけ増えて、時間のコントロールが出来ていないときは、次の学期末の時、コントロールができなかったら不合格になる
もちろん、一切何も変わらなかったら不合格だ
何かしら成果が上げられれば合格という事だった
なるほど、しかしこれは私には無理な話だ
もし、私の授業評価をする為の項目として上がるのはどれだけ抑制する時間が伸びるか
あとは、、、あぁ、そっか、別にレベルを言わなくても評価してもらう方法はあるではないか
『先生、別に私のレベルを知る必要はないと思います』
G「どういう事？」
『神の目には、他と違い特徴があります』
G「なるほど、確かにね。でも、偏るのはよく無いと思うよ？」
『もしかしたら、私はそれ以外持っていないかもしれませんよ？』
G「そう来たか。わかった、僕の負けでいいよ」
『ありがとうございます』
交渉成立だ
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莉緒那(プロフ) - 爽薇さん、コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます！！見直してすぐに直しますね！！ (2018年8月10日 10時) (
レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
爽薇(プロフ) - たまーに名前がそのままになってますよ〜(直せてないってことです。) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜莉 | 作成日時：2018年8月8日 17時
