60話【仮】 ページ40
注意
このお話は、60話以降のお話のボツ作品というものです
本編とは全く関係ありません
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ﾋﾟｰ
無機質な音が訓練室に響いた
私は瞬時に水の剣を作り、前衛を担当するらしいルスくんに斬りかかった
l「…っ！」
ルスくんは、私が来ると分かった瞬間直ぐに光の剣を作って、防御した
私とルスくんはそのまま押し合いになり、私は片膝をついて下からルスくんの攻撃を防ぐ形になった
『……っ！』
チラッとある方を見て、行けそうだと確信した
私は水の剣を消すと同時に足に水の流れを作り、体を地面すれすれまで反らしそのままルスくんの足の間を通った
l「え？うわ…！」
ルスくんは、体制を崩し前に倒れ込みそうになっていた
それを逃がさないと私は、水で体をルスくんの真上まで持ち上げ、手には先程消した剣を再び作り出した
そしてそのまま、水を消し重力に従って剣を振りかぶり、ルスくん目掛けて下ろした
仰向けになってこちらを見ていたルスくんの目が見開かれていた
そこでやっと私は気がついた
(やり過ぎた……)
ルスくんの頭に剣が当たる直前、瞬時に剣を消しルスくんに跨る形で私は着地した
私は、ルスくんから体を退かし、手を差し伸べた
『ごめん！やり過ぎた…！大丈夫？！当たってない？！』
l「う、うん…。大丈夫やけど、今の…」
ルスくんは私の手を取り立ち上がりながら言った
l「ねぇ、Aちゃん。本当に君はB組なの？」
『！！』
今度は私が目を見開く番だった
周りを見ても私を見る目が何処か恐ろしい物を見ている気がして、逸らしたくなったがそれが出来なかった
モ1《おいアイツ、本当にB組かよ！》
モ2《今のなんだよ！B組のやつが使えるような魔法には見えなかったぞ！？》
モ3《化け物だ……》
『！！』
最後の言葉に私は自分自身が保てなくなりそうだった
『っ！はぁ……、はぁ…！』
l「大丈夫？！しっかりして！」
【化け物！！】
【近寄るな！！お前のせいで……！】
【お前が殺したんだろ！】
『はぁ…、はぁ…、い、や……』
自分ではない他の人の記憶が流れ込んできたが、今の私にはそれは私自身のもののように思えた
【なんで、お前がこの世に存在するんだ！！━━━━━━消えろ！！！】
『いやーーーー！！！』
私は頭を抱え、喉がつぶれそうなほど叫んだ
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莉緒那(プロフ) - 爽薇さん、コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます！！見直してすぐに直しますね！！ (2018年8月10日 10時) (
レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
爽薇(プロフ) - たまーに名前がそのままになってますよ〜(直せてないってことです。) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜莉 | 作成日時：2018年8月8日 17時
