46話 ページ4
センラside
授業と言うか説明と言うか雑談も難なく終わり、気がつけば4時間目の能力実技になっていた
しかし授業の始まりを知らせるチャイムが鳴ってもG先生は、何も話さなかった
流石におかしい
そう思って居ると天月くんが手を上げていた
天「先生〜、授業始めないんですか？」
G「うん、人が来るのを待っていてね。その人が来たら始めるよ」
人が来るとはまた珍しい
歌「その人は、あとどのくらいしたら来るのですか？」
G「ん〜、それが分からないんだよね。何せ、その人この教室に来るの初めてだから迷って居るのかも」
確かに、このS組の教室に来るには色々と面倒な道のりがあり、近いと思って居るところほど遠回りだったりする
初めて来るなら迷っていても仕方ない
ん？でも誰が来るんだ？
考えられるとしたら、外来から来たお客さんか新任の先生、あとは新入生ぐらいだ
ｺﾝｺﾝ
どうやら来たみたいだ
扉が開くと同時に声が聞こえた
『失礼します。こちらに来るように指示が出た─────』
ちょっと待って
え？もしかしなくても
志「A？！」
あ、志麻くんと心の中でハモった
じゃなくて！！
え？！Aちゃん？！
何で居るん？！？！
よく見るとAちゃんも戸惑って居るようだった
何せ、入り口のプレートを確認していたのだ
てことは、ここがS組2年の教室って知らずに来たってこと？
Aちゃんが中に入ると、其処彼処から誰？やれ、知らんやれ、何で？やれ、各々個性的な反応を示していた
俺も心の中で思っていたから人の事は言えないが
AちゃんとG先生が何か話しているとAちゃんがこちらを向いた
『はい。えっと、初めましての方は初めまして。月崎志麻の妹の月崎Aです。よろしくお願いします？』
疑問形になってしまっているのに思わず笑みが漏れた
ほんま、かわええなぁ
その事は置いといて、いや、実際は置いとけないがG先生の配慮でAちゃんは、志麻くんの隣になった
G「それじゃ、皆んなが疑問に思っている事を1つずつ解決していこうか。はい、質問がある人は挙手」
って、挙手制かい！！！
先生が説明した後に質問制にすればええやろ！
そんな事を考えていると歌詞太郎さんが質問をしていた
その質問にG先生が悩んでいると思わぬ言葉が聞こえて来た
Aちゃんが特別…？
いや、先生それ言ったらあかんやつやん
ほら、志麻くんめっちゃ不機嫌な顔になってますやん
かと言う俺も、内心イライラしている
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莉緒那(プロフ) - 爽薇さん、コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます！！見直してすぐに直しますね！！ (2018年8月10日 10時) (
レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
爽薇(プロフ) - たまーに名前がそのままになってますよ〜(直せてないってことです。) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜莉 | 作成日時：2018年8月8日 17時
