61話 ページ19
《女のどっちがB組なんだよ》
《どう考えても、ピンクの髪の奴だろ》
《アイツが使ってた技、高等魔法だよな!?》
《なんで全員高等魔法かテクニックを持っているんだよ》
《本当にあの中にBがいるのか？》
私の耳にはそんな‘声’たちが聞こえて来た
明らかに志麻にぃ達ではないのは分かった
その‘声’たちを気にしてはダメだ
そう分かっていても聞こえてくる‘声’が止まない
《なんで、Bが同等に戦えるんだよ》
《卑怯な手を使ったんだ》
《意味わかんねー。化け物かよ。Bの奴》
“化け物”その言葉が聞こえた瞬間、私は大きく肩を震わせた
志「A？」
セ「どないした？」
そ「具合でも悪いのか？」
店「体でも冷えた？」
S「もしかして、luzくんに当てた攻撃の一部が当たった？」
l「手首とか痛めた？」
n「強く縛り過ぎて、足首が痛いの？」
全員に気づかれた
それもそうか、あそこまで反応したのだ気づかないはずがない
何を言おうか、どうやって誤魔化そうかと考えているとタイミングよくチャイムが鳴った
モ「授業はここまで！全員着替えて、講堂に急いで集合しろよー！」
先生のその言葉に一斉に生徒が着替えの場所に向かった
96「ごめんねー！Aちゃん！」
坂「ちょっとだけ我慢してや〜」
『え？は？ちょ…！』
一方私は、いつのまにかこちらに来ていたクロ先輩と坂田先輩に両腕を捕まえられた
う「さー、行くぞー！お前ら」
そして、うらた先輩を先頭に強制的にどこかに連れて行かれた
(*・ω・)ﾉ●○●○●○●○●○●○●○●○●○
う「はい！到ちゃ〜く！」
ついたそこは、最近来た事のある多目的ホールだった
中には既に、歌詞太郎先輩と天月先輩、Eve先輩がいた
そして、3人の前にはこれまた見覚えのある、魔力測定の時に使う機械があった
歌「うらたくん、準備出来てるよ」
う「ありがとう、3人とも」
私を含めた訓練室にいた8人は、頭の上に？を浮かべていた
セ「うらたん。ここに来たのはいいですけど何するん？」
そ「今更、誰かの測定でもするのか？」
う「流石、そらるさん！その通り！」
店「え、でも誰の？」
私は、誰にもバレないようにこの部屋を出ようとした
しかし、それは出来なかった
私の両隣にいる先輩達によって
96「Aちゃん？」
坂「どこ行くん？」
『いや、ほら、流石に着替えないと次の授業に遅れますから』
そんな言い逃れが出来るはずもなく、私は96先輩と坂田先輩に腕を掴まれたままだった
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莉緒那(プロフ) - 爽薇さん、コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます！！見直してすぐに直しますね！！ (2018年8月10日 10時) (
レス) id: 0408e10153 (このIDを非表示/違反報告)
爽薇(プロフ) - たまーに名前がそのままになってますよ〜(直せてないってことです。) (2018年8月10日 9時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜莉 | 作成日時：2018年8月8日 17時
