セクハラすんな！ (ページ46)

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おつかれちゃん！ページ46

「ヒァッホォォオオオイ！セクハラしに来たぜ！！」

毎度の如く謎の叫び声と共に扉をぶち開ける。いつも皆はこの時点でかなり面白い反応をしてくれるのだが…

「…んあー、Aかぁ…」

「そだよ！セクハラさせて！」

「今そんな気分じゃないねん…ほっといてや…」

「…どしたのマンちゃん？疲れてんの？」

「まぁ、そんなとこやな」

セクハラしても反応が薄かったらつまんないぞ！

「と、いう事で！マンちゃんを励まそうと思うよ！」

「どういう事やねん…」

「いいからいいから！とにかくマンちゃんには元気になってもらわないと困るからね！」

主に私が困る！セクハラとは相手の反応が大事なのだ！

「はぁ…」

「ねぇマンちゃん、どうしてそんなに元気無いの？」

「んん…ちょっと、疲れたなぁって。仕事も立て込んでて休む暇もないなぁって…」

「そうかそうか…じゃあ私が癒してあげよう！」

「はぇ～…どんな風に？」

「それは…こうだ！」

バッ！とマンちゃんに向かって両手を広げる。

「ほら！カモン！ハグミーベイベー！」

「はは…じゃ、失礼するわ…」

「んふふ…よーしよしよし、マンちゃんはいつも頑張ってるねー！」

「…めうー」

案外素直にハグに応えてくれた。そのまま頭をわしゃわしゃと撫でてみるといつもの口癖が出てきた。

「はー…A、ありがとな。元気出たわ！」

「それは良かった！あんまり溜め込みすぎないでね！」

「わかっためう！」

「じゃあ次に来た時はセクハラするからね！ばいばーい！」

「えっ」

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その後オスマンが誰かに自慢でもしたのか、疲れた時にAにハグを求める人が数人いたらしい…

「Aちゃーん！僕にもハグしてや！」

「いいよ！一回１ケツね！」

「えっ待ってなにその単位…ｱｯﾁｮｯうわぁぁぁぁあ…」

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続編作るか迷ってる…