検索窓
今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:18,167 hit

溺愛者様が8人 ページ10

太宰幹部が見つからないまま時が過ぎ___







私は幹部となった










正直嬉しくない、ものすごーくやだ








太宰幹部がいなくなって気が楽になったのもつかの間、


今度は中原幹部がやばい






完全にエスカレートしてきてる







例えば___



部屋の鍵渡してないのに部屋にいるし





私と喋った人皆いなくなるし





ずっとついてくるし




たまに監i禁したいとか意味わかんないし







絶対やばい



正直関わりたくない




「はぁ__退職したい」



私の口からボロっと本音が漏れてしまった





誰にも聞こえてないと思った








『え___』




だけど、近くには必ず誰かいることを忘れていた








ぎゅっ




「うわっ」





背後から誰かに抱きつかれた





華奢な体、明らかに男では無い




だとすると心当たりが1人




やれやれ、可愛子ちゃんに捕まっちゃった





「どーしたの?鏡花ちゃん」








『Aさんいなくなるのはやだ』








はぁ、また可愛らしいこと言っちゃって




「私はどこにも行かないよ」



艶のある髪がなびく頭を私はそっと撫でた







すると鏡花ちゃんはほっとしたような顔を見せた





『Aさんは私だけ撫でてくださいね』







「はいはい」




はぁ、年頃の女の子は皆こうなのかなぁ



いつのまにか懐かれて、特に何もしてこないのは嬉しいけどね







そんなことを思っていると私はある異変に気づいた





「___鏡花ちゃん」




『はい』





「この傷、またやられたの?」





『___、』





鏡花ちゃんの頬が真っ赤に腫れていた





「黙ってたら分からないよ、鏡花」




『ッ__これは私が悪いので』




「はぁ、これはやりすぎだよ」




女の子相手に容赦なく暴力を振るとこ___




太宰幹部とほんとに似てる





「流石にこれは折檻だよ」






ほんっとにへどが出る





鏡花ちゃんが可哀想。


そい思いながら赤く染まった頬を撫でた






『///』





「ふふっ可愛い」





猫みたいだなぁ、







さてと女の子に暴力を振るう悪い子に教育をしなきゃ






はぁ、でもあの子も妙に私に懐いてるんだよねぇ





いや、懐いとるというか___あれは







深く依存している










そんなとこもまた、




太宰幹部とそっくり___

溺愛者様が9人→←溺愛者様が7人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
149人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白米 - ヤンデレ・・・好きぃ・・・頑張ってください! (7月11日 18時) (レス) @page17 id: c62f91edf8 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あっ…。好きです。(唐突な告白やめぃ)更新ファイトです!応援してます! (2023年4月1日 15時) (レス) @page6 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
志希 - めっちゃおもろいです!!好きぃ...更新、作者様のペースで頑張ってくださいね!! (2023年3月26日 23時) (レス) @page6 id: efb8355445 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おさつ | 作成日時:2023年3月22日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。