溺愛者様がうざい

溺愛者様が17人 ページ19

私は震える手をなだめながら音のする方へ走る


そっと物陰から覗いて見た


「子供、？」


物陰がした方に1人子供がいた


檻のようなもので塞がれた部屋にいる




ポートマフィアに子供なんていた記憶




あったか覚えてない




私は周りを見渡し、話しかけてみる



「ねえ、君こんなとこで何してるの、？？」



見た感じ女の子に見える


背丈は小柄


10歳超えているのか分からないような背



『お姉さん僕と遊びたいの？？』



"僕"



確かにそう聞こえた


「遊んであげたいけど時間が無いの、」


『えー』



不思議な子


そもそもなんでこんな小さな子供を監禁してるのか


人質？？？？


「僕はさ、ここから出たくないの？？」


『出たらダメ、太宰さんとの約束だから』


だ、ざい＿＿＿

この名前を聞くだけで悪寒がする


「君、太宰幹部を知ってるの？」


「それに約束って何？」

名前に動揺してしまい声が振るえる


『僕がここから出る時は太宰さんも一緒じゃなきゃダメ』



『太宰さんは僕をいつかここから出してくれるの』




＿＿＿まって、




この子しってる、見たことある



「もしかして＿＿＿Q君。？」


『あれ、お姉さん僕を知ってるの？』




知ってるも何もこの子はよく太宰幹部といた


「私はよく太宰幹部の近くにいたから」

話したことは無いけれど



何度か見たことがあった


『ふーん、そんなことより僕を楽しませてよ！』


「え。？うーん」









「じゃあさ私とこんな遊びしない？？」

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