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No、side
Title. 悪ダクミ
これは日光が照りつける、大通りでの出来事。
信号が青になり、止まってた人々が歩き出す。
道を歩く男
「やっぱり正解だった！猗窩座に任せて」
「……私を向かわせて下されば、彼女を連れて来れました」
「えー？どうやって連れてきてくれたのー？」
「勿論、
その台詞の直後に、周囲の空気がピリついた。
質問に答えた男は息を飲み、動きが覚束無い。
熱気の籠った風が、彼らの周りを拭き去った。
「おいおい、勿論って何だよー」
男はふざけた口調で、肩を組み、そう笑った。
その一方、肩を組まれた男は再び息を飲んだ。
「はぁー……俺がそんな、在り来たりな答えを求めてると思ったあー？」
男は笑顔のまま、わざとらしく溜息を付いた。
もう一人の男はそれに怯え、体を強張らせた。
「
「……そッ、れは…！」
「せいぜー変わるのは、お前が生きてるこの状況だけ」
今まで保っていた微笑みは消えて、無表情に。
組んだ腕を引き寄せ、顔を近づけこう言った。
「猗窩座はさ、君の命程度に足を引っ張られる奴じゃないからね」
「？……それは…どうゆう」
「ハハハ！意味分かんない!?つまりねえ、先刻も言った通り、君が向かってたら君は死んでた。」
炎柱も居たしねーと、組んでいた肩を放した。
それは丁度、横断歩道を渡り終えた所だった。
「感謝しておく事だよ。君の
「……はい、」
「あぁ、そうだ。今日は
一人目の男は恐怖に染まった顔をしているが、
二人目は、鼻歌を歌いだしそうな勢いだった。
その雰囲気のまま、人混みに紛れて行った…。
･
近頃、警察官の間で、ある噂が流れているらしい。
「奇妙な事件が増えている」という噂が。
主に現場は、薄暗い路地か木々が生い茂っている山奥だそうだ。
無惨に血が飛び散っているにも拘らず、
近くに居た人は叫び声も聞いていない。
その遺体の殆どが、幸せな表情で笑っていると云う。
犯行時刻と思われているのは、明け方や早朝。
第一発見者は、警察では無くヒーローの場合が多い。
遺体は顔だけが原型を留めており、
その他の部位は、大量の血痕を残し消えている。
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五十珠(プロフ) - 猫築かなめさん» ありがとうございます！ (2021年2月18日 16時) (
レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 両親、母親、等の家族系か、戦友等の前世系、物などで良ければ個性、世界等もありますよ (2021年2月18日 16時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - 五十珠さん» 悪だくみ……。鬼さん怖えよ (2021年1月20日 19時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
五十珠(プロフ) - りーたん☆さん» ありがとうございます！ (2020年12月30日 14時) (レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 爆豪が伝えたい言葉ってもしかしてすk＿＿＿＿＿＿『はいそこで止めようか』ぐぬぬ。おまえは誰だよ。『神だ』ドーンうそだ！神がそんな人なわけない！ガミガミ『五十珠さん、忙しいんですね。わかりますわかります。私は待ってるんで！これからも応援しています！ (2020年12月19日 10時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年11月23日 20時
