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『で、二人は何してんですか。』
「ん？緑谷と爆豪が……ちょっとな」
やっぱそうか、私もその事なんですよね。
てか、流石は雄英だな。何処からそんな迅速な情報が入るんだ。
あれ待てよ、今凄い事に気づいた。
私その最高峰のシステムに見つかってねェわ。
「その事だが、相澤くん。あの二人については、入学前から知っていて……思うところがある。私に任せてくれないか…？直ぐに連れてくるよ」
入学前から……そうだったのか。勝己も知り合いだったのか。
オールマイトっつー、No.1ヒーローと。
つまり、こうなったのが自分の所為だから、自分で解決しようとしてるんだ。
なら、私も自分で解決しねェといけねェだろ。
二人に任せて、天体観測してる暇じゃなかった。
「……分かりました、なら任せますよ」
オール「ありがとう。じゃあAも……」
『戻んねェよ、私も行く。』
オールマイトはここ最近の二人を知ってるだけ。
私は幼稚園のときからの、二人を知ってる。
私にだって、二人と関わってきて思うところがある。
鬼殺隊の事や鬼の事、私の所為でああなった可能性だってある。
もしそうなら、私が言ってやらなきゃいけねェ。
『……
私の口から、“有難う”って。“御免ね”って。
そう、明日でも明後日でも無い。今日言うんだ。
「はぁー、ったく……勝手にしな」
せんせーのその台詞に、二人で一例してから歩き出した。
オールマイトは目を細め、真剣な表情で前を向いていた。
せんせーは、呆れている様な、微笑んでいる様な……そんな表情だった。
･
「……そう言えば、Aは緑谷少年と私の関係、知ってるんだったね」
『否、鍛えてるとこ見ただよ。』
まぁ二人でいる所見たら、大体の検討は付くけどな。
私も、鬼殺隊の事とか隠し続けてたから分かるんだよ。
言わないで欲しいって思ってる時の、人の顔がな。
「……君は、強いな」
私に向けて、突然発せられた言葉。
しかも、これまでの話からは繋がらない言葉。
でもそれ以上は、聞けなかった。
隣を歩くオールマイトが、頑張って笑っていたから。
『当たり、前だろ……』
この言葉の本当の意味に、貴方が気付きますように。
立ち止まって夏の大三角を眺め、そう思った。
「A…？」
『
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五十珠(プロフ) - 猫築かなめさん» ありがとうございます！ (2021年2月18日 16時) (
レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 両親、母親、等の家族系か、戦友等の前世系、物などで良ければ個性、世界等もありますよ (2021年2月18日 16時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - 五十珠さん» 悪だくみ……。鬼さん怖えよ (2021年1月20日 19時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
五十珠(プロフ) - りーたん☆さん» ありがとうございます！ (2020年12月30日 14時) (レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 爆豪が伝えたい言葉ってもしかしてすk＿＿＿＿＿＿『はいそこで止めようか』ぐぬぬ。おまえは誰だよ。『神だ』ドーンうそだ！神がそんな人なわけない！ガミガミ『五十珠さん、忙しいんですね。わかりますわかります。私は待ってるんで！これからも応援しています！ (2020年12月19日 10時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年11月23日 20時
