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「あんた凄えな！」
『そりゃどーも。』
お前何で居るんだよ、待ってろっつったろ。
そして何で褒められるんだよ、いきなり。
まさか、私の事を見てた？
気配探ってなかったから気づかなかったわ。
それにあの速度に付いてきたのか。
ふーん、せんせーが本物だって言う訳だ。
『お前の個性何だ、風か？』
「おぉ！当たりっス！旋風っス！」
発生させるだけじゃなくて操れんのかよ。
何か、風の呼吸が虚しくなってきたわ。
『そうか、私は緑谷A。一応、風も起こせる。』
「個性じゃないんスか？」
『あぁ、個性は天気だからな。』
砂塵風なら個性で起こせるけど。
風の呼吸の風は、鬼を斬る為に起こる風だ。
斬れば直ぐに消えるし、操れる事はない。
まぁ別に、それで十分だから良いんだけど。
『控え室行かなきゃいけねェよな。』
「そうっスね！」
控え室に向かう途中も、夜嵐は話し続けた。
やっぱり扱いにくい奴だなー、と思う。
流石、
マジで此奴、扱い方が分かんねェ。
「それ、もうマークじゃなくて親しくなってねえか？」
上の方からそんな声が聞こえた様な気がした。
声音は間違いなく、呆れてる時のせんせー。
「A、ターゲット外さねえと！キー、此処に有るっスよ！」
『あぁ。』
外し方とか何外すかとかが分かってねェ私に、夜嵐がめっちゃ熱心に教えてくれた。
すると控え室の扉が開き、誰かが入って来た。
「あらぁ、Aさん。随分と早いですね」
しのぶさんと、その仲間達が入って来た。
恐らくキメツ学園の二、三年だろう。
見た事がねェ奴はめちゃくちゃ焦ってる。
村田「(待てよ嘘だろ!?試練だぁああ!!!)」
私も見て、殆どの奴が膝から崩れ落ちた。
結果此方に歩み寄って来たのは、たった三人。
「A、流石だね。こういうのは得意だもんね。」
『褒めてんのか其れ。』
「褒めてない」
今のは苛ついた。嘘でも褒めてるって言えよ。
「其方の方は、Aさんの高校の？」
『士傑。今日知り合った。』
「夜嵐イナサっス！宜しくお願いしまっス！」
誰か分かんねェのに自己紹介すんだな。
頭まで下げて…。賢いっていうか何と言うか。
･
ゾロゾロと知らねェ奴らが入ってき始めた。
暫くして、轟も一人でスタスタ入って来た。
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五十珠(プロフ) - 猫築かなめさん» ありがとうございます！ (2021年2月18日 16時) (
レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 両親、母親、等の家族系か、戦友等の前世系、物などで良ければ個性、世界等もありますよ (2021年2月18日 16時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - 五十珠さん» 悪だくみ……。鬼さん怖えよ (2021年1月20日 19時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
五十珠(プロフ) - りーたん☆さん» ありがとうございます！ (2020年12月30日 14時) (レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 爆豪が伝えたい言葉ってもしかしてすk＿＿＿＿＿＿『はいそこで止めようか』ぐぬぬ。おまえは誰だよ。『神だ』ドーンうそだ！神がそんな人なわけない！ガミガミ『五十珠さん、忙しいんですね。わかりますわかります。私は待ってるんで！これからも応援しています！ (2020年12月19日 10時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年11月23日 20時
