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「おい、A！」
『手伝ってくれんのか？』
「ハッ！やっぱそうか！」
爆破を三回くらいして、私の後ろに居る鬼舞辻を指差した。
そして、物凄い形相でガンを飛ばして、蹴り飛ばしそうな勢いで近寄る。
否、それは人に向ける顔か？ヒーロー志望くん。
「お前、前世で鬼だったんだろ！名乗らねェっつー事は俺も知ってる奴！つまり、お前は始祖だ！」
「…………おい」
否、私に声を掛けるな。
テメェ単体で答えろ連帯責任なんざァ嫌だぞ。
絶対爆破させられるだろ。
責任取れとか御免だぞマジで殺すぞ。
『隠す必要ねェよ。』
まぁ、そんな事は言わねェけどな。
何か勝己の怒りを爆発させる気がする。
てか、何で勝己が怒ってるのか分かんねェんだよ。
それが一番の問題だ。解決出来る気がしねェよ。
「私は鬼舞辻無惨。前世では、鬼の始祖だった。」
「やっぱそうか！鬼なら俺がぶち殺してやらァ！！」
「何故！？」
そうなるよな、殺そうとするよな勝己は。
分かってたけどまぁ、仕方ねェ。
勝己の行動は予測出来ねェから見てから対処して来たからな。
『勝己辞めろ、此奴は味方だ。しかも鬼じゃねェ。ブチ殺したら人殺しになるぞお前。』
そして分かった。
雄英に入ってから、私が止めると勝己は止まる。
んでその後、ガンを飛ばす相手が私に変わる。
「あ"ぁ"！？」
『(いやお前、爆破する気満々じゃねェか。)』
私は、今止めた事を後悔した。
我が弟子、鬼舞辻が沸かし掴みにされ、勝己が右の掌を広げているから。
しかも鬼舞辻は宙ぶらりん。
勝己が手を離せば、落ちて死ぬって事だ。
『其奴は鬼じゃなくなってっから、私が鍛えてた。イレイザーにも話してある。』
「つまり何だァァ〜〜！？其奴はもう始祖じゃねーってか！？」
『あぁ、今世の始祖は別に居んだよ。』
鬼舞辻を降ろそうとしないんで、鬼舞辻と勝己を引き付け勝己の肩を持って言い聞かせた。
『此奴は、前世で犯した罪を償いたいっつってた。』
「んなら俺も協力してやらァ！鬼舞辻、俺がてめェと戦ってやる！」
私の手を払いのけて、先刻とは真逆の事を言い出した。
「勘違いすんなよ！俺はAに協力するだけでてめェに協力すんじゃねーからな！」
否、自分が戦いたいだけだろ。
そして鬼舞辻をぶちのめしたいだけだろ。
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五十珠(プロフ) - 猫築かなめさん» ありがとうございます！ (2021年2月18日 16時) (
レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 両親、母親、等の家族系か、戦友等の前世系、物などで良ければ個性、世界等もありますよ (2021年2月18日 16時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - 五十珠さん» 悪だくみ……。鬼さん怖えよ (2021年1月20日 19時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
五十珠(プロフ) - りーたん☆さん» ありがとうございます！ (2020年12月30日 14時) (レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 爆豪が伝えたい言葉ってもしかしてすk＿＿＿＿＿＿『はいそこで止めようか』ぐぬぬ。おまえは誰だよ。『神だ』ドーンうそだ！神がそんな人なわけない！ガミガミ『五十珠さん、忙しいんですね。わかりますわかります。私は待ってるんで！これからも応援しています！ (2020年12月19日 10時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年11月23日 20時
