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切島side
A「……何かあったか？」
話さないって決めたのにな、
話しちまった。
俺が癒さねぇといけねぇのに、
何で俺が心配される?
あぁ、駄目だ。全然漢らしくねえじゃねぇか……
守るって決めたのに。俺は、何も果たせない。
急に不安になって、強い彼奴を誘っちまった。
Aなら来るって分かってたのに、態々な。
何してんだよ……俺は、何がしたくて来たんだ？
･
「A、不死川が来たぞ。」
あの時と同じ声、Aを止めていた人の声。
腕に包帯を巻いていて、顔にも傷が見られる。
戦ったんだ、この人も。
俺達の為に。命を懸けて…
「久しいなぁ、A」
「……」
「姉ちゃん！」
鬼殺隊の人が集まった時に見た人達ばかりだ。
顔の割には、優しい声音で姉ちゃ、んと呼……？
「「ねぇ、ちゃん…？」」
『玄弥、やってくれたなァ…？』
「ほらよ、やっぱ駄目だったろ……」
「御免……つい……」
『テメェら一旦、表出ろ…！』
状況の整理が追いつかず、轟と立ち尽くした。
兄が居る事は聞いていたが、弟は知らねぇぞ？
「んーじゃまぁ、俺らは外出とこうぜ？」
顔がすっげー良い男の人が、俺らと肩を組む。
と言うか、端に居る俺らが挟まれてるだけだ。
そのまま病室出て、椅子があったんで座った。
少し沈黙が続き不穏な空気になりつつあった。
その空気を吹き飛ばす様に、宇髄さんが話す。
「……お前ら、Aと仲良いんだろ？」
切島『え、あっはい…？』
仲が良いと言えるのか分かんねぇが、多分な。
「彼奴は、すっげー鬼を恨んでた。人を守るより、鬼を殺す事を優先していた。実力はあった、柱が兄だからな。彼奴も直ぐ柱になると思っていた。でもなれずに……」
そこで俺の顔を見て、続きを言うのを辞めた。
「彼奴が柱になれなかった理由は、救助をしてなかったからだ。鬼を倒した数だけで言えば、俺よりも多かった。自己犠牲がやばかったからな。」
「でもな、彼奴ァ変わってた。出会った頃よりも、変わったと思わねーか？それは、お前のお陰だ。ありがとな。」
気付かない内に、Aは俺に感化されてた。
クッソ嬉しいなオイ!
「これからも、彼奴を宜しく頼むぜ？」
切島『っはい！勿論っス！』
Aを守る。悪いが、貰うのは俺だぜ爆豪？
切島side 終
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夢花(プロフ) - きみさん» そうなんですか…！はい！頑張って読んでいきます!!! (2021年6月26日 11時) (
レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
きみ(プロフ) - 夢花さん» おおっ！一気読み…！ありがとうございます！面白すぎてだなんて……照れますねぇ照れますねぇ…… あっ、恋愛の方はオチが決まってないのでグダグダですけど、良ければ楽しんで下さい！コメントありがとうございました！ (2021年6月26日 10時) (レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - あぁなんか…波乱の予感がする…恋愛の方で…あっ、どうも。面白すぎてここ迄一気読みしました!!! (2021年6月25日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - しのぶ、ねじれちゃん推しなんですね！私はむいくん推し(≧∀≦)もう、かわいっくて、かっこよくて‥‥くふふふ←もう、心臓持ちません！もう、もう、心臓があああ（彼女は今、興奮状態です。繰り返します。彼女は今、興奮状態です。） (2020年9月28日 18時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 無惨キターここから、鬼殺隊のみんなに会うのかな？ (2020年9月28日 18時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年9月17日 7時
