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『発信機…？』
「ああ、盗み聞きだが…」
随分真剣な表情だったんで、聞いてみたらな。
百が、ヴィランの一人に発信機を取り付けた。
その信号を受信するディバイスもあるらしい。
『それで、勝己を……』
「助けに行く」
あーぁ、やっぱりヒーローだよな、君らはさ。
咄嗟に発信機創ったり、聞いたら助けに行く。
きっと、その事では迷わなかったんだろうね。
勝己を助けに行くって、即決したんだろうね。
「Aも来るか？」
「俺達……二人は行く。」
モヤモヤしたもんが溜まったまま過ごしてた。
作戦立てるとか言って、何も考えられてねェ。
只々、怪我を治して貰って寝てただけなんだ。
何も思いつかなかったし、何も出来なかった。
一人のままでは、な。
こうなったらもう、やる事は決まったも同然。
『私が行かねェと思うか？』
当然に、このままで良いなんて思ってねェよ。
一つでも助けられる可能性があるなら、やる。
それに賭けてやるよ。やれる事はやろうぜェ。
「「思わねぇな…」」
『あぁ、その通りだよ。』
となるとまずは、百の協力か。否、それより……
雄英には、責任を負わせない様にしねェとな。
何かあったら退学の覚悟くらいはつけとくか。
「A、不死川が……」
『……無。』
テメェ気配が薄いんだよ蛇蝎。吃驚しただろ。
こちとら結構内密な話してたんだぞ気づけや。
そういう所だよ、鈍感って言うか何て言うか。
「……来たぞ。」
『はァ？』
廊下の右を指差しながら、そう言う冨岡さん。
そして、複数の気配が此方に近づいて来てる。
親しみのある人達の気配。これはちょっと……
「久しいなぁ、A」
「……」
「姉ちゃん！」
やっぱ、此奴らか。もう辞めてくれや行成さ。
せめてさ、何か言ってくれたら良いだろうが。
何だよこれはドッキリなのかよ、糞野郎共め！
「「ねぇ、ちゃん…？」」
そういえば、弟の事は言ってなかったっけな。
後々話そうと思ってたけど、報いってのかァ？
そして、よりにもよって何で今それ言うんだ？
『玄弥、やってくれたなァ…？』
「ほらよ、やっぱ駄目だったろ……」
「御免……つい……」
ほらよって何だよほらよって糞派手柱がコラ！
気づいてんなら止めやがれ、糞派手がゴラァ！
『テメェら一旦、表出ろ！』
存分に教えてやるよ、此方の今の状況をなァ！
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夢花(プロフ) - きみさん» そうなんですか…！はい！頑張って読んでいきます!!! (2021年6月26日 11時) (
レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
きみ(プロフ) - 夢花さん» おおっ！一気読み…！ありがとうございます！面白すぎてだなんて……照れますねぇ照れますねぇ…… あっ、恋愛の方はオチが決まってないのでグダグダですけど、良ければ楽しんで下さい！コメントありがとうございました！ (2021年6月26日 10時) (レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - あぁなんか…波乱の予感がする…恋愛の方で…あっ、どうも。面白すぎてここ迄一気読みしました!!! (2021年6月25日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - しのぶ、ねじれちゃん推しなんですね！私はむいくん推し(≧∀≦)もう、かわいっくて、かっこよくて‥‥くふふふ←もう、心臓持ちません！もう、もう、心臓があああ（彼女は今、興奮状態です。繰り返します。彼女は今、興奮状態です。） (2020年9月28日 18時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 無惨キターここから、鬼殺隊のみんなに会うのかな？ (2020年9月28日 18時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年9月17日 7時
