120話 ページ25
「おっ、目覚めたかい」
リカバリーガールに顔を覗き込まれた。
「起きてすぐだけど起きな！ ほらほら早く！」
『え？ なになに痛い！』
背中を叩かれながら起き上がると、リカバリーガールが「急がないと表彰式終わるよ」と言う。
『え……間に合うんですか？』
「アンタのお兄ちゃんに処置方法が書かれたノートを見せてもらったからね。今から行けばまだ間に合うさね。ほら行く！」
背中をバシバシ叩かれながら保健室を出た。
リカバリーガールの言葉を信じて、雲に乗って全速力で向かう。
『ちょっと待ったー！！！！』
叫びながら猛スピードで表彰台の所まで行く。
オールマイトは驚いて飛び跳ねてた。
『メダルください』
３と書かれた台に乗って言うと、オールマイトは「ああ、そうだね！」と私の前に立った。
「A、おめでとう」
首にメダルをかけてもらった。意外と重いな、さすが雄英。
「Aも伏線回収見事だったな！ 皆釘付けだったよ！」
『……なんか言いましたっけ』
数秒静寂が訪れた。……あれ？
「それはさておき！ 君は試練の度に新しいところを見せてくれる！ でも、自分の持っているものだけで組み立てるのはあまり良くない。広い視野を持てば、さらに研磨されるはずだ」
『どうも』
抱き寄せられ背中をポンポンされて驚いていると、オールマイトは「さて、仕切り直して！」と声を上げた。
「さァ！！ 今回は彼らだった！！ しかし皆さん！ この場の誰にも
競い！ 高め合い！ さらに先へと登っていくその姿！！ 次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている！！ てな感じで最後に一言！！」
オールマイトが、人差し指を立てた左腕を突き上げる。
「皆さんご唱和下さい！！ せーのおつかれさまでした！！！」
プルスウルトラと叫ぶつもりだった全員が困惑した言葉だった。
「そこはプルスウルトラでしょオールマイト！！」
「ああいや……疲れたろうなと思って……」
＊
「おつかれっつうことで、明日明後日は休校だ」
イレイザーが教卓に立って話す。
「プロからの指名等をこっちでまとめて休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかり休んでおけ」
やっと帰れる！
嬉しさからもうカバンに手をかけると、イレイザーが「ああ、そうだ」と思い出したように呟いた。
「Aは話があるから残ってろ」
『…………は？？？』
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シグマを襲いたい/// - しょしょ！！ショウガクセイ？！わわわわわわたしもデス………いいなあ！ぜひ文才わけ((( (2020年9月24日 22時) (
レス) id: d344c61285 (このIDを非表示/違反報告)
月見猫(プロフ) - 「約束から。」は「約束したから。」ではないでしょうか？ (2020年9月12日 23時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱぁん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！ちょっと気になったので話させていただきたいのですが、死体は鬼が食べてしまうのでいないのは普通かも……？と思います！失礼しました！これからも楽しみにしてます！ (2020年8月25日 20時) (レス) id: 433180b790 (このIDを非表示/違反報告)
モダエミン(プロフ) - 続編おめでとうございまっす！続編楽しみにしていたので嬉しいですぃ！これからの物語がどうなるのかとても楽しみですぅ！更新頑張ってください！応援していますぅ！ (2020年8月19日 18時) (レス) id: 971db014c2 (このIDを非表示/違反報告)
月見猫(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2020年8月19日 18時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年8月19日 17時
