116話 ページ21
「«爆豪エゲツない絨毯爆撃で三回戦進出！！
これでベスト4が出揃った！！»」
……思ったより早かったな。
勝己の性格的に場外はねえだろうから、鋭児郎との殴り合いでもっとかかると思ってたのに。
『あっつ〜、常闇冷やしてる場合じゃなかった』
案の定、熱中症になっていた常闇。
ロボットで保健室まで運ばれて行ったから、ついて行って体冷やした。アレは私の責任だからな。
控え室までの道を、誰もいないのをいいことに雪降らしまくって歩いていると、前の方から嫌〜〜な気配を感じた。
『どうも。さっきぶりですね、エンデヴァー』
エンデヴァーは私の目の前に立って「そうだな」と言う。
『轟の試合見なくていいんですか？ ……ああ、負けるはずないと？』
「君もそうだろう」
『……は？』
何言ってんだこいつ、という目で見ると、何がおかしかったのか笑い声を上げて「君も次の試合負けるはずないだろう」なんて言う。
「爆豪くんもなかなか良いが、俺はこういう試合では
……まあ、No.2にはバレるか。
あれは本当に私がしたい試合じゃない。
「焦凍にはオールマイトを超える義務がある。
君の�犖沈��瓩半播爐劉犖沈��瓩�
そう言うと「健闘を祈る」と残して踵を返した。
『……私は兄ほど優しくないですよ』
「それが君の良いところだ」
『だから私は、轟とは戦わない』
どういう意味だ、と叫んで目を見開くエンデヴァー。
『氷結も熱も両方でも、私には通じない。筋トレでもさせますか？』
恐ろしく険しい顔をしているエンデヴァーの横を通り過ぎて、控え室の扉に手をかけた。
『あ、忘れてた』
振り返って、廊下の自分の雪解け水を蒸発させる。
さっきよりも目を見開いたエンデヴァーを背に、控え室に入った。
＊
「«飯田 行動不能！ 轟 炎を見せず決勝進出だ！»」
うっわ〜、やっぱ轟勝っちまったか〜。
どうすっかな〜。
戦わねえっつっちまったからな〜。
悶々と思考を巡らせていると、隣の控え室のドアがすごい勢いで閉まる音が聞こた。
『えぇ……こっわ』
勝己にキレられる未来を回避するために、私も急いで会場に向かった。
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シグマを襲いたい/// - しょしょ！！ショウガクセイ？！わわわわわわたしもデス………いいなあ！ぜひ文才わけ((( (2020年9月24日 22時) (
レス) id: d344c61285 (このIDを非表示/違反報告)
月見猫(プロフ) - 「約束から。」は「約束したから。」ではないでしょうか？ (2020年9月12日 23時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱぁん(プロフ) - いつも楽しみにしてます！ちょっと気になったので話させていただきたいのですが、死体は鬼が食べてしまうのでいないのは普通かも……？と思います！失礼しました！これからも楽しみにしてます！ (2020年8月25日 20時) (レス) id: 433180b790 (このIDを非表示/違反報告)
モダエミン(プロフ) - 続編おめでとうございまっす！続編楽しみにしていたので嬉しいですぃ！これからの物語がどうなるのかとても楽しみですぅ！更新頑張ってください！応援していますぅ！ (2020年8月19日 18時) (レス) id: 971db014c2 (このIDを非表示/違反報告)
月見猫(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2020年8月19日 18時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年8月19日 17時
