幸せ、探しました。【妖怪ウォッチ】

軽くホラー ページ7

A「…………うぅ」

ケ「ごめん神田さん！本当ごめん！」


はいこんにちは。神田Aです。

ただいま衝撃的な事件が起こり立ち直れません。

ていうか腰がぬけて立てません。

私の隣には大きなたんこぶをつけた(ケータ君にハリセンで叩かれたため)ウィスパーがいます。

ジバ「今のはキモい通り越して軽くホラーだったニャン」

ジバニャンはどうしてそんな冷静でいられるの？

ウィ「わ、ワタクシめはAちゃんに喜んでもらおうと……」

ジバ「見慣れたからニャン。でもあれはないと思うしどう考えればあのやり方で喜ぶと思ったニャン」

あれ、口に出てました？

ジバ「出てたニャン」

A「………あはは;」



時はさかのぼること数分前。

ウィスパーが妖怪ウォッチをだすというところからです。

ウ「それでは…。あーーん」

A「えっ？？」

大きく口を開けたウィスパー。えっ？何処からだすつもりなの？えっ、ちょっと

ウ「ゴブォッ！！」

A「ああああやっぱりいやああああ！！」

大きく口を開け小さい白い手を突っ込んだウィスパー。怖い！

ウ「あ”れ”見づがり“ま”ぜんね”ー？最近整理じでながっだもんでずがら」

A「う、あっやっ……こっち見ないで、」

ウ「あー見づがりまじだ今だじまずねー」

A「ひぃぃぃ……！」

ケ「ウィスパー………っえいっ！！」

ウ「えっ、ぢょゲーダ君ダンmッッウィスゥゥゥ！！！？」

スパコォォォォォン！！！！


*〜乾いた紙の清々しい爽快な音がおおもり神社全域に響き、夕焼けと絶妙なハーモニーを奏でたのであった〜*


ウ「ゲータ君うまぐまどめてんじゃありまぜん…グフッ」


ケ「だってこうでもしないと話がまとまらないじゃん」


ジ「 Aちゃん！ウィスパーが吹っ飛ばされた時これも一緒に飛んだニャン。ウィスパーが口から出した物だけどコレあげるニャン！ついでにおれっの妖怪メダルも渡しとくニャン！」


A「ジバニャンありがとう！ウィスパーも、ありがとう、…ございます？」

ウ「ちょちょ！？何でワタクシだけ疑問形で敬語なんですか！？」

ケ「絶対ウィスパー警戒されてる」

ジ「まああんなことしたから自業自得ニャン」


ウ「ガアアアアアン！！！」




(ねえお父さん、お母さん。そしておばあちゃん)

(私、面白い友達がたくさんできたよ)

(…ちょっと怖かった友達もいたけど)

(たくさん、面白そうな事が待ってる気がするの)

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