幸せ、探しました。【妖怪ウォッチ】

妖怪ウォッチッチ！ ページ6

A「わっ、この妖怪前に公園にいた！もっとよく見せて！」

ケータ「わッ！！近い近い！！」


時と場所は変わり放課後、学校の裏にあるおおもり山の神社の境内にいる。

場所を移した理由は人の目もあるし、妖怪ウォッチの事を私がもっとよく知りたいという理由もあったから。


ウィスパー「なるほど。つまりAさんは元々妖怪が見える体質、ということでウィスね？」

A「生まれつきじゃないけど、まあそういう事になるのかな。;」


正確には親がいなくなってから、だから元々とはいえない。それをウィスパーに伝えると、ケータ君は親がいない？って聞き返そうとしてたけれど、ウィスパーは意味を察したみたいでケータ君の口をふさいでくれた。

A「友達妖怪がたくさんいてケータ君ってすごいね、あっ、コマさんのメダルもある！」


そしてさっき前に妖怪ウォッチや妖怪メダルの事を詳しく教えてもらい、今ケータ君の友達妖怪のメダルを見ている。


ジバニャン「ケータはすごくないニャン。いたって普通だニャン。」

ケータ「ジバニャンだってただの地縛霊のネコじゃん！ていうかジバニャンなにちゃっかり神田さんの膝に乗ってんの！？降りなよ重いんだから！」

ジバ「オレっち地縛霊だから重くないニャン！それにオレっちネコだからAちゃんの膝に座って何が悪いニャン！！」

ウィ・ケ『開きなおるな！！！』

ジバ「それにAちゃんの近くにいると落ち着くニャ〜ン。」

A「ありがとう…？でも、妖怪ウォッチがないと、友達妖怪を呼び出せないんでしょ？」

ウィスパー「ご安心を！Aちゃんへワタクシの好意の形として妖怪ウォッチを差し上げましょう！こういう時のために予備の分も持っていて正解でした！」

A「えっ！？いいの！？」

ジバ「たまには良いことするニャン。」

ウィ「だまらっしゃい！ゴッホン。それでは…。」


手品みたいに出してくれるのかな...?

楽しみにしていた時期が私にもありました。

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