幸せ、探しました。【妖怪ウォッチ】

使命感 ページ29

A「大ガマ、こたつで暖まってるの悪いんだけど」

「おう、…冬は辛いぜ」

A「キュウビってどこにいるか教えて」

「ブッッ！！？」

A「ちょ！？」

ぬくぬくと一人暖をとっていた大ガマがお茶を吹き出した。うわっ。

「おおおま、なんで知って」

A「だって今思い出しましたもん」

「キュウビのヤロー…！」

あの日のこと、帰ってそうそう大ガマに聞いてみた。なぜか大ガマはキュウビのことを知ってるという確信はあった。

というかいつの間に家のこたつ引っ張り出したんだろう。まだ早いと思うけど。

A「まあカエルだから仕方ないね」

「お前最近辛辣！？教えてやらねぇからな！！」

スズッとこたつに潜り込む大ガマ。


私はこたつの電源ケーブルを抜いた。じきに変温動物には辛くなるだろう。

「…まあ、キュウビとは長い付き合いだけどよ」

ボソッと聞こえた声に反応する。

A「なんで私の記憶をキュウビは消したの？」

怒ってないけど、気になった。

「知らねえよ、…そんなんキュウビに聞け」

A「居場所知らないから聞いたの大ガマに！」

返事はない。

A「大ガマ？」

返事はない。

「大ガマってば！！」

こたつをバッとひるがえした。

A「あ…」

中には、誰も居なかった。

A「逃げたー！？」









その日はハッキリと大ガマを次は縄でくくりつけなくて尋問しなくてはという使命感を頭に残して、暖かい布団に入った。









「今度会ったら次は縄でくくりつけの刑だって、あの子思ってることすぐに口にでるんだから面白いよねぇ

どうする？大ガマ」

「そうだ、アイツはミヤコのDNAも引き継いでるんだった…、やっべえ 」




*#*#*#*#*#

中に誰も居ませんよ？

ごめんなさい、言いたくなりました
　 (óπò)ｵｸﾁﾁｬｯｸ

…元ネタ知らないひと多数ですよね。知らない人も検索かけちゃダメです。


ふ、フリじゃないよ？？？本当だよ？？(震え声

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