二回目のよろしく ページ25
「...」
A「はい、ゆきおんなさん、座って頂いた理由」
分かりますね？と聞くと、ゆきおんなは肩をすくめた。
「か、隠すつもりじゃなくて、いつか言うつもりだったんだけど...」
A「うん、怒ってないよ。でも、うそついてたんだよね？」
「...うん。本当はね、私、"ふぶき姫"なの」
A「ふぶきひめ？」
「あの、この髪留めをつけるとね、私は"ゆきおんな"から"ふぶき姫"に変われるの」
ゆきおんながキレイで氷みたいな髪留めを見せてくれる。そっと指でかざすとひんやりした。
A「でも、なんでふぶき姫じゃいけないの？ゆきおんな、冷え性で大変なんでしょ?」
「それは...」
モゴモゴと口ごもる。私はゆきおんなの冷たい手のひらに自分の手のひらで包むようにギュッと握る。
A「私ね、君がゆきおんなでも、ふぶき姫でも、それはどっちも自由よ。だって、ゆきおんなはふぶき姫、
ふぶき姫はゆきおんな。どっちも私の友達だよ」
「...ふぶき姫は、とっても冷たいの。Aが凍えちゃうわ」
A「だいじょうぶ。私、寒いのに慣れてるから、えへへ」
ほっぺたを自分の手でつかむ、あっ、冷たい。自分の手が。
「...やっぱり、あったかい」
そう言うとゆきおんなはさっきの髪留めをとりだした。
「...やっぱり、ふぶき姫の事も紹介しなきゃいけないよね。ふぶき姫の時の私ともよろしく、A」
A「うん、ありがとうゆきおんな」
ゆきおんなが髪留めをつける。
そのあと、家にまぶしい光と、さっきより強い冷気が充満した。
「...わあ、さっきぶり！！私はふぶき姫！あなたがAでしょ？」
凍えた家の中で正座され手を握られる。こ、凍るぐらい冷たいぃぃ。冷たいってそっちの意味なの！？
A「う、うううん。ああ、あの、これ、これからよろしくううう」
パッと彼女が顔を輝かせた。
「うん、よろしくねA♪はい！妖怪メダル♪」
(あ、かき氷作ろっか！私特製の！)
(ちょ、その前にマフラーとってきていい？？く、首がさむ)
(ダメ。まず食べて。はい♪)
(えっ？しんじゃ、しんじゃうよお、ねえ、ねえってば(´;ω;`))
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿*
*
アニメのゆきおんな、超きゃわわ(悶絶)
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かまぼこうどん(プロフ) - ぽよよ☆さん» ヤンデレふぶき姫かわいい(手遅れ)作者がマック好きなのでたくさん絡ませたいですね(笑)これからもよろしくお願いします...! (2017年1月15日 12時) (
レス) id: be0763fab5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - ふぶき姫ちゃんがヤンデレに…！？マッくんとの関係はどうなるのか！そして烏天狗さん神隠しはシャレにならんて！！続き楽しみです…！ (2017年1月9日 18時) (レス) id: 1c070c9504 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこうどん - はい！(*ﾟ∀ﾟ*)頑張ります！ありがとうございます〜！！ (2016年12月25日 9時) (レス) id: 9b6b569fc3 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄マスカット - 夢主ちゃんの飛行機デビュー…！！楽しみです！頑張ってください！ (2016年12月25日 0時) (レス) id: 61468344c7 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこうどん - 大丈夫っす！気にしないでー(*`∀´*)ノシ (2016年10月5日 21時) (レス) id: 082809ecf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこうどん | 作成日時：2016年2月3日 22時
