色々な愛２

未来になればいいのに ページ13

今日は甥っ子が来てます。

兄の子供なんだけどね。
見れないから三日間預かってほしいんだとさ。

まだまだちっさい3歳児。
けど兄に似てるのか綺麗な顔立ち。

「あは、かわいい。」

テトテト歩いてる姿がなんともまあかわいい。
悶えるってこのことですね。

『ただい、…誰。』

あ、剛くん。

「私の甥っ子。隠し子じゃないよ(笑)」

『隠し子だったら引くわ(笑)』

そう。
うちの剛くんこう見えて子供が好き。

「まず手洗いうがいしてね。」

『はい。』

知らない人だからなのか、キョトンとした顔で剛くんを見つめる甥っ子くん。

『抱っこしてやるぞ。』

素敵な笑顔を見せられた途端甥っ子くんは嬉しそうに抱っこされる。

今のうちにご飯の支度だ。


支度に集中してたから気づかなかったけど妙に静かだ。
あんなにはしゃいでたのにと思って見てみたら2人仲良くお昼寝中。

「おんなじような寝方で(笑)」

ブランケットを掛けてあげて2人の寝顔を盗み見。


剛くん良いパパになりそうだね。
できればパパになるときも隣は私がいいな、なんて思いながら夕暮れの空を覗いた。

2人を起こすのはちょっぴりもったいない、ね。

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