スロースターター ページ44
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『なんかやっと秋が始まりそーうって気分』
少し遅れた猪狩への誕生日プレゼントを渡し、お祝いも一通り終えたところで、ふと呟く東。
9月も終わりに近づいてるというのだが…というのを指摘したのはもらったプレゼントを仕舞っている最中の猪狩だ。
猪「遅くねー?もう10月始まるよ」
『そうだけどまだちょっと暑いし、もう秋かーってやっと気合い入る感じ。分かんない?』
優「俺分かるわ、ここから誕生日ラッシュだしね」
『そうそれ!』
私この時期好きなんだよね、って笑う東はいつになくニコニコ、ご機嫌そうである。それを見る5人にも自然に笑顔が零れているのは、果たして気付いているのだろうか。
『HiHi Jetsの季節だなって毎年思うんだよね』
涼「去年も言ってたもんね〜」
猪「割と毎年言ってる気もする」
『秋はハイハイ』
瑞「聞いたことある語感だな…」
すぐさま、小学校でも習う某歴史的な作品名を出した作間に、橋本もピンときたような顔…だが、それはいいとして。
『いがりの誕生日から始まって、私と優斗の誕生日までがHiHi Jetsの秋って感じ』
猪「スロースターターのくせに終わるのは早いんだ」
作「ふふ、俺らの秋短いね」
『…冬に向けて用意周到だからじゃない?』
瑞「適当すぎだろ」
涼「冬眠みたいな?」
優「いーや待て橋本さんそれはない」
『涼ちゃんちがうよー?』
涼「ん?」
示し合わせたようにほぼ同時に声をあげて、パッと目を合わせる高橋と東。同じ誕生日同士、シンメの阿吽の呼吸というやつか。
『冬になっても眠らないでしょ私たちは』
優「今年は誕生日ラッシュ終わってもライブだし!」
『私は年中HiHiの季節にするつもりだよ』
高橋、東筆頭にわーっと盛り上がる楽屋。まだまだHiHi Jetsは止まらない。
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美紀(プロフ) - 初めまして瑞稀くんと涼君と優斗君寄りのオール担当です最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月27日 14時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七見 | 作成日時:2021年8月4日 2時