いのち短し恋せよ少女【赤】 (ページ9)

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帰宅部のはず？ページ9

未来「あれ、望。なんでこの時間におるの？」

『え、ほんまや。なんでやろね』

小瀧は確か帰宅部だったはず

どうやら小瀧は友達と話しているらしい

ふと、小瀧と目が合うと手をブンブンと振る

小「あ、未来とA！ちょっとこっちきてー！」

『えっと、この方たちは？』

藤「あ、3組の藤井流星です。望とは中学が一緒で」

なんというか、類は友を呼ぶ的な

とてつもないイケメン高身長だ

未来はというと顔を赤くしたまま固まっている

重「同じ3組の重岡大毅ですー！」

あれ、どこかで見たような

ニコニコと笑うその男の子に既視感を覚えた

未来「あ、えっと4組の西川未来です。」

『同じ4組の中間Aです』

名前を告げると重岡くんと藤井くんはアッという顔をして

藤「もしかして神ちゃんの幼なじみの子やんな？」

『あ、はい。そうです』

そして謎の既視感の正体に気づく

あ、あのとき智洋にちょっかい出してた人か

重「へー君か！いつも神ちゃんから話し聞いてんねん

【俺の幼なじみダンス部におんねん】って！」

『あ、そうなんですか！』

智洋いつの間に話しとんねん

余計な事とか話してないよな？うん、智洋に限ってそんなこと

小「そしたらみんな一緒に帰ろーや」

未来「え、いいの？3人じゃなくて」

藤「ええよ、みんなで帰ろうや」

帰りは5人で帰ることに

なんか忘れてるような…

『あ、望なんでおるん！』

小「んー？携帯教室に忘れてたから取りに来てた笑」

未来「そんなことやろうと思った笑」