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サクラサク ページ1
桜が満開を迎えきれいに散っていくそんな季節
雲が青空の中で泳いでいる様に見える
私はワクワクしながらも密かに緊張していた
神「A、おはよ！」
『おはよ！智洋」
智洋は私の幼なじみ
小さいときからずっと一緒だった
保育園、小学校、中学校、高校
おまけに習い事のダンスまで同じ
今日も彼は笑うとできる目の下のエクボを作りながら話す
神「俺らもついに高校生なんやなー。実感わかないわ」
『せやね。心の中はずっと小学生やけど』
神「それはAだけやろ笑」
『え、智洋は86歳やって？』
神「そんなん言うてへんわ！！笑笑」
ずっとこんな調子で話していると、あっという間に着いてしまった
校門の前で少し止まる
_難波西高等学校 入学式_
私の憧れの高校
入るために必死に勉強したことを思い出す
スッと深呼吸して校門をくぐった
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作者名：earth | 作成日時：2020年7月7日 0時
