Love flowering

5th ページ7

5th


？/？「「花江くーん/花ちゃーん」」

私が本来向かうはずだったコンビニから男性2人組が出てきて花江くんを呼んだ

花「あ！江口さん！賢章さん！」

『？！？！？！？！？！』

小旅行…仲良し3人で……
あぁ。なんて尊いんだろう……。
そんな事を考えつつも私は内心混乱と緊張で心臓が今にも飛び出しそうだった。

江「あれ？花江くんナンパ？笑」

花「違いますよ！笑 丁度俺が出てきた時目の前で転びそうになってたんで思わず腕引いちゃったんです笑」

江「なんだぁー笑 で、その子は怪我ないの？大丈夫？」

花「うん！大丈夫みたいです！」

江「そっか！良かったね！」

いつも画面越し、イヤフォン越しに見てる、聞いてるやり取りが目の前で繰り広げられている事に私の脳は処理が追いつかず固まってしまう

小「ねぇ、この子、固まってるけど大丈夫…？」

小野さんの声でハッと我に返る

『あ！すみません！大丈夫です！』

花「なんかこの子、俺のファンみたいで！
スマホの画面俺なんですよ！！凄くないですか？！」

江「えぇー！凄いね！本当に好きなんだ！笑」

小「あ、それで固まってるのか！笑
花ちゃんのファンなら動画も見てるだろうし俺達の事も知ってるよねきっと！」

『いや、もうほんと。いつも楽しませてもらってますありがとうございます。』

江「なるほど笑」

少し話すのがやっとな私は未だに脳の処理が追いつかない
一人困惑していると三人で何やら話し始めたようだった。

『(三人で遊びに来てるのにこんなところでファンの相手なんてしてられないよね。今日の出来事は私の宝物だ。)』

そんな事を考えていると声をかけられた

江「ねぇ！」

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