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44th ページ48

44th


奥に行った二人の会話がうっすらと聞こえてくる

花「ねぇ!なんで憂亜ちゃんいるんですか!」

江「サプラーイズ!って言ったじゃん笑」

花「いやサプラーイズじゃないですよ!!
ていうか憂亜ちゃんと連絡とってたんですか!」

江「あれ?花江くん連絡とってないの?」

花「とってないですよ!なんて送っていいのか分からなくて」

江「まぁ、俺も今回誘うために連絡しただけだけどね笑」

花「ずっとしてたわけじゃないんですか?」

江「ずっとしてたって言ったらどうする?笑」

花「今すぐ江口さんには帰ってもらいます」

江「なんで?!笑 してないからいさせて?!笑」

花「本当ですかー?」

江「本当本当笑 なんだったら憂亜ちゃんに聞いてみな笑」

花「いや、聞けないですよ…」

江「なんでー?笑」

花「江口さん。帰ります?笑」

江「うそうそ笑 ごめんて笑」

花「いや、でもまじで俺…………」

何かを言っているのは確かだが、最後の花江くんの言葉だけ聞き取れなかった

だけど花江くんも私と同じで何を送ればいいのか分からなかったと知って、私はホッとした。
社交辞令でも、忘れられたわけでもなかったんだ
そこだけが気がかりだった。
小野さんから聞いた話と、今花江くんが言っていたこと
その二つのおかげで私の気持ちは大分軽くなった

『(今日はもう難しいこと考えずに楽しもう。
せっかくお誘いしてくれて、花江くんのお家にお邪魔させて貰ってるんだもん!楽しまなきゃ損だよね♪)』

そうとなれば、ただここで待っているだけというのがもどかしくてウズウズしてしまう
私は辺りを見回して、扉は開いているが電気の消えてる部屋があるのに気付いた
少し覗いてみると洗面所のようだった

『(ここなら平気かな……)』

私はあまり奥には入らないよう、しかし二人には見えないよう洗面所に隠れた

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ゆい - これからも、頑張ってください!(*´∇`*) (2021年4月2日 11時) (レス) id: 242d71ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
LUY(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。 (2020年7月20日 17時) (レス) id: 6a3302d6be (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - 凄い面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2020年7月20日 1時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LUY | 作成日時:2020年7月13日 5時

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