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振り返り手を振る先を見ると江口さんがこちらに向かっていた
背が高いのですぐ見つけられるのは江口さんのいい所…なのかな?
江「憂亜ちゃん!待たせてごめんね!」
『いえ!早く着いちゃったのは私なので!
それに小野s、じゃなくて賢ちゃんさんが来てくれたので!』
江「え!なに!なんで二人そんな急に仲良くなってんの?!」
小「俺だけ今日行けないから特別なんだよね!憂亜ちゃん♪」
『はい♪』
江「えー!なになに?!俺も拓ちゃんさんて呼んでよー!」
小「江口さんは江口さんじゃん!笑
拓ちゃんさんてキャラじゃないよ!笑」
江「なんでぇぇぇ!賢ちゃんだけズルくない?!憂亜ちゃんに声掛けたの俺なのにー!」
『えと、じゃあ………えぐぅさん……?』
江「それいいわ。それ正解。」
小「笑笑」
この後打ち合わせがあるという小野さんのことを見送り私たちは花江くんと合流することになった
『え?!お店じゃなくて花江さんのお家なんですか?!』
江「あれ?言ってなかった?笑」
『聞いてないですよー!!』
江「うそ!ごめん!笑」
私は初めて知らされる事実に驚きを隠せなかった
いきなりお家にお邪魔するなんて大丈夫なのかと不安になるが江口さんはニコニコしているのでなにかあったら江口さんに任せることにした
そして歩きながら気になったことがある
やたらと視線を感じるのだ
よく考えてみれば簡単なことだった
江口さんのことを見てすぐ分かる人は一部かもしれないが、何せ背が高いので目立つ。
そして私は平均よりも小さい。
ヒールを履いているとはいえ江口さんとの身長差は30センチ以上ある…
傍から見れば親子ほどの身長差だ
みんなが見ていてもおかしくはない…
タクシーに乗れば良かったと思ってももう遅かった
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ゆい - これからも、頑張ってください!(*´∇`*) (2021年4月2日 11時) (レス) id: 242d71ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
LUY(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。 (2020年7月20日 17時) (レス) id: 6a3302d6be (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - 凄い面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2020年7月20日 1時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LUY | 作成日時:2020年7月13日 5時