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35th ページ38

35th


千帆は静かに話を聞いてくれていた
そして全て話終わった後そっか、と呟いて私を抱きしめた

『ねぇ千帆。
私欲張りだよね
これまでは画面越しの花江くんで満足出来てたのに
今は物足りないって思っちゃう…。
また会いたい、名前を呼んで欲しいって…。』

千帆「欲張りなんて、そんなことない。
それに、花江さんだってまた遊ぼうって言ってくれたんでしょ?なら大丈夫。」

『でも、向こうだって大人だよ。
社交辞令くらい言うよ…目の前で泣き出されたら尚更…』

千帆「憂亜。
それ憂亜の悪いところだよ。
何でもかんでもネガティブに考えないの。
憂亜はさ、ネガティブになってる自分のこと好き?
そういう姿、花江さんに見せたいって思う?」

黙って首だけを横に振る

千帆「だよね。
じゃあ今憂亜がするべきことはなに?」

『私が…するべきこと…』

千帆「そう。」

『…千帆とお菓子食べてガールズトーク…』

千帆「…あっはは!笑 そう来るか!笑
でもそれでこそ憂亜だよ!笑」

『うん。』

千帆は私の頭をわしゃわしゃっとするとそういえばと言って私に聞いてきた

千帆「ねぇ、私の分のパーカーもあるんでしょ?」

『あ!そう!千帆のも買ってくれたの!ちょっとまってて!』

みんなでお揃いと言って千帆の分も買ってくれたパーカーをまだ渡していなかったので部屋に取りに行く

『はい!これ!』

千帆「あ、これ私目付けてたやつ!やったー!
ね!せっかくだから今二人でこれ着て写真撮ったやつ三人に送ろっか!私もお礼言いたいし!」

そういうと千帆はいそいそと着替え始め、私にもパーカーを着せた

千帆「じゃあ撮るよー!」

『まってまって!顔写さないでね!』

千帆「分かってるって!いくよ!」

二人でお揃いのパーカーを着て写真を撮り
千帆が三人に写真付きでメッセージを送った

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ゆい - これからも、頑張ってください!(*´∇`*) (2021年4月2日 11時) (レス) id: 242d71ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
LUY(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。 (2020年7月20日 17時) (レス) id: 6a3302d6be (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - 凄い面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2020年7月20日 1時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LUY | 作成日時:2020年7月13日 5時

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