Love flowering

32th ページ35

32th


‹すみません！おまたせしました！
終わりました！›

〜〜〜♪

着信音が鳴る

『あ、もしもし』

江「もしもし？憂亜ちゃん？
昨日停めた所で待ってるよ！」

『分かりました！すぐ行きますね！』

江「ゆっくりでいいよ！」

『いえ！すぐ行きます！』

江「笑笑 転ばないでね！」

『大丈夫です！笑』

"じゃあ待ってるねー"と言って電話は切れた
私は残りの作業をやってくれている店長に挨拶とお礼をしてお店を出た

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『おまたせしました！！』

急いで来たので呼吸を乱しながらみんなと合流した

小「走ってきたの？！ゆっくりでいいのに！」

『みなさんもこれから帰られるのに
あんまり待たす訳にはいかないと思って…』

花「とりあえず一旦落ち着こうか笑」

『すみません……』

江「笑笑」

私の呼吸が落ち着き車に乗り込む
お客様用のゲートは閉まっているので従業員用の出入口に案内して、警備員さんに私の社員証を見せて外へ出る

花「憂亜ちゃん。これ」

そう言って渡された袋は私が働くお店のものだった

『これ…私のお店の…？』

花「うん。みんなで買った時憂亜ちゃんのも買ったんだ♪
あと千帆ちゃんのも！」

中を見るとパーカーが二着入っていた

『え…』

花「みんなでお揃いだよ！
俺たちもそれの色違いなんだ♪」

笑顔で自分たちが買ったやつを見せてくれた

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