Love flowering

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27th


千帆は私と同い年だが、凄く大人っぽくてしっかりしていて、まるで私の保護者だ…笑

そうこうしている間に江口さんと小野さんが戻ってきて合流した

江「憂亜ちゃんのルームメイトの子？
江口拓也です！よろしくね♪」

小「小野賢章です！」

千帆「千帆です」

それぞれ挨拶を済ませて私たちは居酒屋さんへと向かった
通されたのはお座敷の個室だった
男女で向かい合う形で席につき、四人で改めて事の経緯を説明したら千帆は信用してくれたようで、その後はみんなでご飯を食べてお酒を飲みながら楽しく過ごした

江「千帆ちゃんも連絡先交換しようよ！」

小「うん！せっかく仲良くなれたしね！」

花「憂亜ちゃんの友達なら俺らも安心だし♪」

千帆「いいですよ！交換しましょう！」

千帆は警戒心が強い為、初対面の男性と連絡先を交換するなんて普段では考えられないことだったので驚いたが、私がいつも花江くんの話をしている＋彼らが本当に有名な声優だと信用してくれた証拠だろうとも思った。
そして私達二人は明日の朝から仕事なので、お酒も程々にして解散となった


＿＿＿＿＿＿＿＿帰宅後


『ねぇ、千帆。』

千帆「ん？なに？」

『ちょっとほっぺた抓ってくれる？』

千帆『……は？笑』

『いや、私夢見てる訳じゃないよね、って確認したくて…』

千帆「夢じゃないよ。私が保証する。笑
でも、こんなことってあるんだねぇー。
私は憂亜みたいに声優とか詳しくないし、よくわかんないけどさ、確かに三人とも綺麗な声してた。
透き通る声っていうか」

『そうなの！！肉声やばいよね！！！
花江くんはもちろんだけど、江口さんも小野さんも
本当に素敵な声してた。それに三人とも動画で見るよりずっと大人でかっこよかった…』

私は興奮気味で千帆に話をする

〜〜〜♪

『(？？？着信……？)』

【着信:花江夏樹】

『わぁ！！！！』

千帆「え、花江さんじゃん。出ないの？」

『え！え！電話来るのは初めてなの！！どうしよう！！あ、でも早く出ないと切れちゃうよね！！
……………えいっ！！！！』

私は着信に応答した

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