Love flowering

13th ページ15

13th


曲が始まり花江くんが歌い出し、私も女の子パートを歌う

江/小「「ふぅー！！！！」」

二人の盛り上げに応えるようにサビに突入した途端花江くんが笑顔でこちらを向いて歌い出す

『(うわうわうわこれはやばいって！！！)』

恥ずかしさと緊張でいつも通りに歌えていない気がする
私は終始激しく脈打つ鼓動と戦いながら何とか一曲歌いきった

表示された点数は
96点

そしてまさかのデュエット相性度8

『え？！？！』

江「やば！！めちゃくちゃ相性いいじゃーん！」

小「こんな数字出るんだねぇー」

花「すごい歌いやすかったもん！
俺と憂亜ちゃん相性抜群なんだね♪」

私は放心状態だった
機械の故障を疑ってしまう
だって私と花江くんが相性度8……
そんなことがあっていいのか

江「しかも憂亜ちゃん普通に歌上手いし！
もっと自信もって大丈夫だよ♪」

『え！そんなことないです！
花江さんが上手なんですよ！
一緒に歌ってくれてありがとうございます！
一生忘れないです！！』

花「大袈裟だなぁー笑 また一緒に歌おうよ♪」

『いや、もうほんとこれ以上は…私の精神力が持つ気がしないです……笑』

江/小「笑笑」

私は一曲歌って力が抜けてしまったのでその後も三人の歌をたくさん聴かせてもらった

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