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12th ページ14

12th


しばらく談笑した後みんないい感じにお酒が回ってきたのか順番に歌を歌い始めた

『(凄い…。ずっと機械越しでしか聞けなかったのに…
どれほどの人が彼らの歌声を生で聴きたいと思ってるんだろう。私、贅沢だ………。)』

そんな事を思いながらも滅多にない機会だ。
私はずっと聴き続けていた曲を次々にリクエストした。

江「俺らばっかじゃなくて憂亜ちゃんも歌おうよー!!」

『いやいやいやいや!!!!!!!
こんな豪華な方々の前で私の歌なんて!!!
とても聴かせられないです!!!!!!
みなさん高得点めちゃくちゃ出してますし!!!』

江口さんが急に私に振るものだから焦った

小「俺も憂亜ちゃんの歌聴きたいなぁー!!!
花ちゃんも聴きたいよね!!!!」

花「聴きたい!!!歌おう!!!!」

ええぇぇぇぇぇぇええええ?!?!?!
どうしよう!!!!!
そりゃ私も歌は好きだからカラオケにはよく来るけど……
プロで活躍してる人達に聴かせられるような技量は持ち合わせていない……

などと一人で焦っていると

江「じゃあさ!一人じゃなくて花江くんと一緒にだったら?
一人だと恥ずかしいかもしれないけど、誰かとだったら歌いやすいでしょ!」

江口さんがちょっとイタズラっぽく笑う

『いやいやいや
花江さんと一緒の方が緊張しますって!!!
ていうか花江さんも迷惑なんじゃ……』

助けを求めるかのように花江くんの方を向くと、花江くんはニコニコしながら曲選びをしていた

小「お!花ちゃんもいいみたいだよ!決まりだねー♪」

『(ああああああなんてこと。
こうなったら覚悟を決めるしかない。
花江くんの曲なら大抵は覚えてる。大丈夫だ。
それにみんなお酒が入ってるしね。)』

一度大きく深呼吸をして決心した

そして花江くんの曲選びが終わり、これ歌える?と提示されたのは花江くんが数年前にキャラ名義で出した男女デュエットの曲だった。
それも甘々なラブソング。

正直決心が揺らぎそうになった。
一緒に歌うだけでも口から心臓が飛び出そうなのに、まさかラブソングだなんて……
でも一度決心したのだ。もうどうにでもなれ。
半分ヤケになりながら

『この曲好きです!歌えますよ♪』

そう返すと

花「じゃあこれ入れるね♪」

と曲が転送された。

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ゆい - これからも、頑張ってください!(*´∇`*) (2021年4月2日 11時) (レス) id: 242d71ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
LUY(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。 (2020年7月20日 17時) (レス) id: 6a3302d6be (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - 凄い面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2020年7月20日 1時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LUY | 作成日時:2020年7月13日 5時

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