【d!】キャバ嬢のお話Ⅱ (ページ3)

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チーノ「Aさんってキャバ嬢
してなかったらしてみたい仕事あるん？」

チーノの言葉に煙草に火をつけようとした手を止め
斜め上を見ながら考え事を始めたA。

「んー…」

鬱「Aちゃん受付嬢とか秘書似合いそうやわ」

「受付はバイトでしてたなぁ」

懐かしーとからから笑いながら
煙草に火をつけ肺に煙を送った。

ショッピ「めっちゃ似合いそうやわ受付嬢」

「楽な仕事だよまぁ暇すぎて辞めちゃったんだよね
それに時給安かったしねぇ」

派遣バイトだと時給高かったぽくてなんか
馬鹿らしくてさぁ、とまたからから、笑う。

「うーんしたい仕事かぁ
接客は性に合ってるんだろうなぁ」

まあそんだけ顔良かったらな、と思うショッピとチーノ。

鬱「第一印象って3秒で決まる言うしなぁ
Aちゃん3秒見たらもう惚れるわ」

「惚れてけ惚れてけ〜」

チーノ「なんでそんな雑やねん」

「雑じゃないもんめっちゃ喜んでるよ
惚れてもらってマイナスないじゃん？」

ショッピ「で？どんな仕事したいんです？」

「うーーーん… あー1個あった」

チーノ「おなんすか！」

「笑っちゃダメだよ〜？」

いつもとは違うニヤニヤした笑みを浮かべて言ったのは

「お嫁さんしたいかも」

だった。

「あれ笑うとこだけど？」

鬱「えすき」

チーノ「は！？俺の方が好きやし！」

ショッピ「悪意しかないあざとさやわ」