消えた女王の復活劇

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『よーし！行くかぁ』




流石井「行くぞ〜藤ノ原」





『……なんで来た？』







流石井「なーんとなく？」






『なにそれ』






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流石井サイド



俺は藤ノ原Aを拉致…勧誘するのに成功し
た。



今はサボらないように迎えに来たのだが……




『どしたの？』





流石井「なんでもねーよ」





女子と男子からの視線が痛い




確かにこいつは中性的で美と言う漢字が似合う




だが、にしてもモテすぎではないか？

怖いんだけど


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『ねえ流石井？』




流石井「なんだ？」





『私がさ、もしこのチームの役に立たなかったら捨てる？』



『もしもの話ね！』





流石井「……捨てねえよ。勧誘したからには責任持って役に立たせる」






『………(え？こいつかっこよすぎん？意味わからん)』





『そ、そっか。ありがと』





流石井「なんだ？急に」




『なんとなーく。どんなこと言うかなーって思っただけ』






流石井「んだよ、それ」






『あー、もう部室着いちゃった』







流石井「なんで残念そうなんだよ」






『もうちょっと話したかったなあーって』






流石井「………馬鹿が」







『私、成績学年一位』





流石井「アホが」





『……』


殴りかかろうとするが……





流石井「お前みたいな非力な女のパンチくらい止められるっての」







『うっざ』






雪光「扉の前で何やってるの？早く入りな！」





『はーい！流石井、早くしろ！』






流石井「へいへい」

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