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それから数日経った日、私の携帯からピロンという軽快な音がなった。
私は名前を見た瞬間即座に開き、メッセージを見た
「今日の夜、どこかに食べに行きませんか」
という業務連絡かと勘違いするほど簡単な文章で、思わず吹き出してしまった
私は軽快に指を弾ませ、
もちろんです！という文字だけを返した
彼はすぐに食べたい物などありますかという返信をくれて、
私はそれに答えるというロボットがやっていても出来るような簡単なやり取りを繰り返していた
ついに場所と時間が決まり、私はそれまでの時間を潰すだけになった
あと３時間という長いようで短い時間で私は完璧に容姿を整えて会いに行こうと決意した
いつもはほとんどしないメイクもして、髪の毛も緩く巻いて、
普段のパーカーは封印しジャケットコーデに決定した
そんなこんなで３時間立ち、私は指定された場所へ向かった
おしゃれなカフェというかレストランというか、とにかく行きなれないお店の直ぐ側のベンチで私は彼を待った
すると、巫女を私服にしていた人間とは考えられない少しきれいめな服装で来た彼に、思わず見入ってしまった
「藤崎さん、？」
と、声をかけられるまでぼーっと彼を見つめていたことに気がついた私は冷や汗を書き、頬が暑かった
『すみませんボーっとしてました、、！お久しぶりです！』
「お久しぶりです、、お腹空いてますよね？そろそろ行きますか」
彼はすぐに目を背けて私に歩くように催促した
『誘ってくれて有難うございます！ほんとにおしゃれなお店でこんなところ来るの初めてですよ』
「ずっと来たかったんですけど一人で行くにはあれだったんで、来てくれてよかったです」
彼はそう言って扉を開け、お店の中へ案内してくれた
予約の確認をしているときも彼は耳が赤かった
一人で行くのはあれとか言ってるけど、動画で一人焼肉全然行けるとか、不登校時代に一人で朝食食べに行ってたとか全部知ってるんだから！！
なんてことを考えながら、不器用な彼の背中に私は付いていった
続く (更新停止中)
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田中 - 名前長野県にしたらとんでもないことになってしまった。 (10月27日 14時) (
レス) @page9 id: 83d709df17 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - とても読んでると幸せな気分になれます！続きを楽しみに待ってます！作者さんのペースでゆっくり投稿頑張ってください！ (2022年11月28日 22時) (レス) @page5 id: e7d44280f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：駄菓子菓子 | 作成日時：2022年4月8日 22時
