愛 さ れ 呪 術 師 2【呪術廻戦】

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『...ﾌｰ』



七海「氷乃さん」





いつの間にか健人が近くで見ていた


崩れていく瓦礫の中で健人は早くここから去りましょう、とだけ言って私の手を引いた








＿＿＿







『健人、血！』






健人のお腹から出ている血が見ているだけで痛々しくて直視できない






七海「貴女、いつまでも慣れないんですね」





『だって、痛そうだもん』






健人はそういう私をスルーして髪の毛を1束掴んだ






七海「初めて見ました」





『ん？この髪の毛の事？


領域展開すると必ず髪が銀色に変色するんだよねぇ...』






そう言えば健人はいえ、と首を振る






七海「領域展開の事です

...貴女は全て綺麗ですね」






なんて優しい笑みを浮かべてこちらを見る






何その顔






イケメン度満点すぎる








『...健人ｸﾝそれはダメだ、イケメンすぎる』







惚れそうだ









七海「(本当にそうなればいいのに)」









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