愛 さ れ 呪 術 師 2【呪術廻戦】

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虎杖「…まだ息がある」





悠仁がそう呟いて血を流して泣きながら倒れ込んでいる呪霊に止めをさそうとした





七海「虎杖君！！止めは待ってください！」





健人が珍しく声を張った


その表情からただ事ではないことは理解出来た





七海「氷乃さんも、これを見てください」





そう言って差し出してきたのは健人のスマホ


そこに写っていたのは一枚の写真




七海「私の相手を撮影しました」



虎杖「呪霊ってこういうの写んないんじゃ…」





『！…まさか』




七海「はい、虎杖君…落ち着いて聞いてください

私たちが戦っていたのは…」









＿＿＿






家入「人間だよ」




電話越しの硝子の声が部屋の中を響かせる





家入「いや、元人間と言った方がいいかな

映画館の3人と同じだな

呪術で体の形を無理矢理変えられてる」





七海「それだけなら初めに気づけますよ

私たちが戦った3人には呪霊のように呪力が漂っていた」







それに関してはこうさせた犯人本人に聞くしかないなぁ…




こんな風に人間が呪霊に変えられるなんて








嗚呼、嫌だ

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