不 良 の オ ヒ メ サ マ 【東京リベンジャーズ】

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『あ、隆ちゃ...』




「綾！」








家の前に立っていた隆ちゃんは私を一目見ると焦った顔をして


私の顔を両手で優しく包み込んで私の目の下を優しくなぞる





『？』



「泣いた跡がある...なんかあったのか？」





なんて眉を下げて酷く歪んだ顔で私を見るものだからおかしくなって笑ってしまった





『んふふ、違うよ、なんにもないの

万次郎と堅ちゃんが仲直りしたのが嬉しくて泣いちゃっただけなの』




「なんだよ.........まじで焦った.........」





だら、と脱力して私に抱き着いてくる隆ちゃんが可愛すぎて頭撫でてしまった




すると隆ちゃんは嬉しそうに目を細めて綾に何も無くてよかったとイケメンスマイルをかましてきました




どうしよう、惚れる









そして隆ちゃんを家に上げる




妹ちゃん達は友達と遊んでいるらしく、暇だったから私の元へ来てくれたみたいだ





「なぁ...8月3日の夏祭り、誰かと行く予定あるか？」



『んーん、無いよ』



「...じゃあさ、俺と行かね？」



『！一緒に行ってくれるの？んふふ、嬉しいなぁ』



「...っ、お前ほんとさｧ...」





浴衣を隆ちゃんが仕立ててくれるらしく、デザインや色を一緒に考えた









「じゃあまたな」



『うん、浴衣も夏祭りも楽しみにしてる！』



「俺も」






隆ちゃんは優しく笑うと私の額に1つキスを落とすとバイクで帰って行った






............イケメンすぎか

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