愛 さ れ 一 般 人 3【名探偵コナン】

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...もう私帰りたい、2人の仲...っていうか、透さんが秀一さんに対して敵意剥き出しすぎて怖い



秀一さんはそんな敵意全く気にする様子なく優雅にコーヒーを飲んでいる





「杏さん、何食べますか？」





秀一さんへの敵意を何とかこらえたのか私には優しい笑顔で話し掛けてくれた



食べたかったハムサンドを頼むと、これまた嬉しそうにキラッキラの笑顔を浮かべて作り出す






...この空間に3人だけってもう無理だよ

誰か来て欲しい、コナンくんとかコナンくんとか














「はい、お待たせしました」


『わ、美味しそう...ありがとうございます...！』





やはりいつも通り美味しそうなハムサンドと紅茶を私の目の前に置いてくれた



丁度いい具合にお腹がすいていたのでタイミングが良い





笑顔で透さんを見上げてお礼を伝えればふふ、と嬉しそうに頬を緩めた透さんはもうなんて言うか本当に、美





ぽー、とそんな透さんの顔を見つめていれば急に横から頬を撫でられた





吃驚して犯人であろう秀一さんを見れば、私の頬を撫でていないもう片方の手で頬杖をつきながらこちらをじっと見つめている




目が合うと微笑まれました、こちらも本当に美し過ぎる





『な、何ですか...』


「はは、君が彼に夢中だったのでな、つい」





なんて妖美に笑いながら言う秀一さんに胸が思わず高鳴った瞬間、カウンター内から伸びて来た手が視界の端に見えた




そして、左手を優しく握られた

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