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(至side)
「茅ヶ崎、起きろ。もう13時過ぎてるぞ。」
「…え、マジ？」
パッと目を覚ませば、そこにいたのは呆れたような先輩。部屋の時計は確かに13時を超えていた。お盆に入ってから毎日のように夜通しゲームをして過ごしているからか、目が醒めるのはお昼過ぎ。お昼過ぎならまだいいが、夕方の16時に起きた時はさすがに監督さんや左京さんに怒られた。
「本当にだらしないな。お前。」
「休みなんだからいいじゃないですか。ふぁ〜……ねっむ。」
「テーブルに広がってるゲーム機片付けろよ。」
「はあい。」
くあっと何度かあくびをして、枕元にあるスマホを見てまずは絶望。充電のコンセント刺さずに寝たんだ、俺。は〜最悪だ。そう思いながらホームボタンを押せば、実家からの着信が2件。な〜んか嫌な予感するなと思いつつも、折り返しをかける。
「もしもし。」
「あ、もしもし。」
「なに、どうしたの。」
「アンタ、Aちゃんの家知ってるわよね？」
「…知ってるけど。なんで？」
「今、Aちゃんのお母さんから電話あったんだけど、Aちゃんと連絡が取れないんだって。」
「寝てるだけなんじゃないの。」
「折り返しが全くないらしいのよ。ちょっと様子見に行ってあげてくれない？寝てるだけならいいんだけど。」
「はいはい、わかった。」
ちゃんと連絡ちょうだいね。と念押しする母親にはいはい。と返事をして、そのままAの携帯に電話をかける。当たり前だが出ない。LIMEも一応してみるが、すぐに既読がつくわけないか。
………なんか、本当に嫌な予感すんな。
「出かけるのか？」
「まぁ、ちょっと。」
パジャマで着ているジャージから外に出やすい格好に着替える。腹は減ったけど、今は食べてる場合じゃない。部屋を出てすぐ洗面所に向かって顔だけ洗って、監督さんに理由を話せば、早く行ってあげてください！と何故か俺よりも心配そうだった。
A、監督さんとも仲良さそうだったな。歳も同じくらいだし、話しやすいんだろう。
車に乗り込んで急いでハンドルを回す。意外と落ち着いてはいるが、さっきから心拍数が半端じゃない(落ち着いてはいない)。
ただ寝てるだけであってくれ。そんなことを願いながら、Aのアパートへ向かった。
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しあ(プロフ) - さわださん» さわだちゃんありがとう〜(T_T)そう言ってもらえてなによりです、、わたしもさわだちゃんの作品楽しみにしてるので、無理しない程度に更新頑張ってね、、！ (2019年9月7日 8時) (
レス) id: 57235b7de0 (このIDを非表示/違反報告)
さわだ(プロフ) - しあちゃん完結お疲れ様でした…！更新が本当に楽しみで、最初から最後まで素敵なお話でした（＾ν＾）私も頑張ろうって思えた！しあちゃんの作品の至さんが大好きです。そして何より、しあちゃんの作品が大好きです！ (2019年9月6日 11時) (レス) id: d1a285d656 (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - うさぎさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…！楽しんでいただけているようで幸いです！これからもゆるゆる活動ですが見守っていただけたらと思います…！コメントありがとうございました！ (2019年7月31日 10時) (レス) id: 57235b7de0 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - 久しぶりにこんなに素敵な小説に出会えましたっ！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年7月30日 7時) (レス) id: ebaf376ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しあ | 作成日時：2019年7月16日 16時
