藤と蒲公英 (ページ2)

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呼吸ページ2

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藤の呼吸

花の呼吸から派生
日輪刀の色は白に藤の花びらが散らばっている
鞘に納めるたびに刀身に藤の毒がコーティングされる

壱の型飛翔藤(ひしょうふじ)
　相手の懐に飛び込み、そのまま体を切り上げる技。
　威力は少ないが、速度が早いので毒を回すことが目的とさ
れた技。

弐の型紫苑語り(しおんがたり)
　前方に大きく踏み込んで放つ袈裟斬り。
　毒で攻撃するよりも、斬ることに動きを置いた技。

参の型藤蔓·戎(ふじつる·かい)
　前方にいる相手に向けて放つ四連撃。
　相手の手足を傷つけ、再生を遅らせて足止めする。

肆の型枝垂れ藤(しだれふじ)
　上から急降下しながら、すごい勢いで斬りかかる技。
　速度は呼吸内で一番だが、習得するのは至難の業である。

伍の型藤鳴(とうめい)
　刀を振って、高濃度の藤の毒を相手にかける技。
　かかれば大抵の鬼の身体は溶けるので、不意打ちにも使える。

陸の型愁い藤(うれいふじ)
　前方にいる相手に向けて放つ三連撃。
　こちらは胸などの首に近いところを狙って、鬼を殺すことを目的とした技。

漆の型久遠·藤剣舞(くおん·ふじけんぶ)
　渾身の力を込めた怒涛の高速連撃。
　相手の身体に無数の傷をつけ、全身に毒を回らせ一瞬で殺す。

Aは藤の毒を自分で作っている。
だから薬を作るのに慣れていき、しのぶさんから薬の本をもらったため、大抵の薬が作れるようになる。