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感情２４% ページ26
…こっちに行ったら…
あ、E組旧校舎へ続く坂だ。
カ｢あれ？Aってこっちの道だったの？｣
｢…えと…？おはようございます、カルマ君｣
カ｢あ、おはよ。
え、いや、Aとこっちの道ですれ違ったことすらなかったからさ｣
｢…今日からはこっちから来ることになったんです｣
カ｢え、何で？｣
｢前まで向こうの親戚の人の家でお世話になってたんです｣
カ｢へぇ…｣
｢けど、親戚の人も私がいると大変で…だから違う家でまたお世話になる事になったんです｣
カ｢そっか、ならこれから俺と一緒に帰れるね｣
｢？｣
どうしてだろう。
カ｢俺もAちゃんと同じ方向なんだよね、家｣
｢そうだったんですか…？｣
カ｢うん、ってことで一緒に帰ろーよ｣
｢迷惑じゃなければ……｣
カ｢全然、寧ろ嬉しいし｣
｢そうですか…｣
喋りながら坂を登っていたので、いつの間にか教室のドアの前に付いていた。
ガラガラ
渚｢あ、おはよ真白さん、カルマ君｣
芽｢あれ？二人で登校？｣
｢おはようございます…カエデさん｣
芽｢もー、カエデでいいよっ、それに敬語もいらないよ！？
もう一回！Aおはよう！｣
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作者名：音々 | 作成日時：2016年8月1日 1時
