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感情１７% ページ19
｢えと……その……お味噌汁に虫が……浮いてて……｣
叔母｢馬鹿な事言わないで！虫なんか浮いてないわよ！｣
｢す、すみません……｣
妖｢そろそろ上がろうかのう｣
妖はお味噌汁から出て家からも出ていった。
｢ごちそうさまでした｣
その後、部屋に閉じこもっていたのだが、喉が乾き、飲み物を飲もうと階段を降りていたら
──＿＿＿のよ、〜の子。
──＿の──に虫が──てるなんて変なことばかり。
＿＿いつも無表情で、笑わないし驚きもしない。
＿＿あぁ、全く、気持ち悪いな。
＿＿仕方ない、他の人の所に引き取ってもらおう。
ガタンッ
二人｢！！｣
｢あ、すみませ……｣
叔母｢聞いてたの……？｣
｢……｣
そりゃ……聞こえるに決まってる。
叔父｢…すまないが、お前とはもう暮らせない｣
叔母｢だから、違う場所へ引き取ってもらうことになったわ｣
また、か……。
｢……はい、すみません。お世話になりました｣
けど、お世話になったから……。
お礼は言わないと……。
叔母｢心配しなくても、学校に近い人の所よ｣
｢はい｣
叔父｢荷物を今すぐまとめてきてくれ｣
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作者名：音々 | 作成日時：2016年8月1日 1時
