今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:1,310 hit
小｜中｜大
頑張り度１０％ ページ12
｢……そうですか…私は先に着替えてきます｣
*更衣室*
｢はぁ……｣
正直言うと……パパやママがいるならそれでいいじゃん……なんて思ってしまう……。
そして、
中村さんに言われた言葉
中『もっと違う言い方出来ないの？』
｢違う……言い方……｣
私だって……
これでも……頑張ってるんだよ……
なんで、なんでなんで！？
なんで皆否定するような事ばかり言うの……っ？
｢勉強だって……もうなんの意味もないのに……
だって誰も何も……褒めてくれない……見てくれない……
ママ…ぁ……｣
なんで“死”んじゃったのっ…
私は着替え終わり、外で座って遠くを見つめていると……
殺｢何か悩み事ですか？｣
｢……殺せんせー……｣
殺｢悩み事なら、じゃんじゃん先生に相談してください！聞きますよ｣
｢…実は………私、保育園、小学校で友達が出来なかったんだ…
あ、正確に言うと出来てもすぐに引っ越し……
それで同級生の子達とも……あまり話したことない、から……どう接すればいいかわからない｣
殺｢そうだったんですか……親御さんたちは？｣
｢ママ、は…
死んじゃって……パパ、はっ……
…出て行ったきり帰って来なくて……私は色んなは親戚の人達に引き取られた｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音々 | 作成日時：2016年10月16日 3時
