警視庁刑事部第4機動捜査隊の404には女性警官がいるらしい。【短編集】

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当日



《ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ》



桔梗さんの家からドタドタと音がなり、ハムちゃんが出てくるのかと思ったら、



ゆたか「Aー！！」



ゆたかが出てきた。



《ｷﾞｭ》



私の何回りも小さいゆたかが腰に抱きつく



「ゆたかー！元気かー？？」


ゆたか「元気ー！！」


「おうおう！」


羽野「Aちゃん、おはよう。」


「ハムちゃーん！おはよう！」


桔梗「じゃあ、行ってらっしゃい。気をつけてね。山本、頼んだ。」


羽野「うん！」


「了解です。」



＿＿＿＿＿



「ねぇ。これ絶対ハムちゃんに似合う……」


羽野「えぇ……そうかなぁ？？」



服屋に来た私達は服を見て回る



「ハムちゃん華奢だからなんでも似合うな……うんうん。」


羽野「服買っても、外になかなか出れないからなぁ…………」



ハムちゃんの顔が暗くなる。



「もうすぐ出られるよ。毎日でも出られる。1人でも、大勢でも、自由に。マフラーなんてしなくても、顔を隠さなくても良い日を私達が全力で作るから。今日はそれに向けてのシュミレーションってことで！！」


羽野「Aちゃん……」


「あ、これも似合うな……」


羽野「うん……ありがとう…………」



ハムちゃんの顔に涙が流れる。



「泣かないで？ハムちゃんは笑顔が似合うよ。」



そう言って私はハムちゃんの涙を拭った。

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