相棒だもん ページ10
「…………とりあえず現場向かうか……」
急いで現場に向かうと
「な……んで…………」
伊吹「なんでってねー?」
志摩「俺らは山本の相棒だからかな。」
伊吹と志摩さんが私の前に立っている。
「…………帰ってください。2人には関係ないです。」
2人が現場に向かおうとする私の道を塞いだ。
「……ちょっと……!!」
伊吹「お前ふざけてんのか?」
「は??」
伊吹に胸ぐらを掴まれる
伊吹「俺らは相棒って言ってんだろ!なんで1人で行動しようとすんだよ!」
まっすぐと私を見る目はどこか寂しそうで悲しそうだ。
「私の個人的な理由で2人を巻き込みたくない!わかんないの!?私はいいから!」
伊吹「、だから!!」
志摩「伊吹。離せ。」
伊吹「志摩!」
志摩「いいから。」
伊吹「…………」
「……」
伊吹が私から手を離す。
志摩さんはやっぱりわかってくれるんだろうか。
志摩「山本、お前バカだ。」
「……!?」
志摩「伊吹と俺がそんなことで諦めると思うか?そう思ってたんなら俺らを甘く見すぎ。な?」
「…………だけど……!!」
志摩「犯人、捕まえるんだろ。」
「………………そうですよ。でも、私だけで捜査します。」
志摩「俺たちは相棒だ。俺、山本、伊吹。この3人で捜査をする。」
伊吹「うん。」
「でもそうなったら……!」
伊吹「俺らは当たり前のことしてるだけ。山本が心配する必要なんてなくない??」
志摩「そうだな。」
「………………」
私は本当にいい相棒を持った。
そう心の底から思う。
「ありがとう。」
そして
.
ごめんなさい
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みく(プロフ) - aikaさん» ありがとうございます!!!Part14も楽しんでいただけるよう頑張ります! (2020年10月6日 6時) (レス) id: cc40fd3551 (このIDを非表示/違反報告)
aika - 次で最終回・・・!寂しいです。今回も面白かったです!次回のpart14も楽しみにしてます! (2020年10月5日 20時) (レス) id: ff4fb26d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みく | 作成日時:2020年10月4日 10時