警視庁刑事部第4機動捜査隊の404には女性警官がいるらしい。Part13

刈谷さん ページ8

長井side



「さーて。どうしたもんかね。」



分駐所から出てみたものの、そういえば死因も知らないんだった。



「伊吹にバカって言えないなー。」



そう思いながら私はスマホのロックを解除してある人に電話をかける



刈谷『刈谷だ。』



「どうも、機捜の山本です。」



刈谷『初動捜査外された山本か。』



嫌味ったらしい。腹立つ。



「そうです。その捜査外された山本です。」



刈谷『なんで電話なんかかけてきた？？』



「もちろん、その外された捜査について、です。」



刈谷『はっ！教えれる訳ないだろう。バカか。』



「教えられないのも、バカなのもわかって聞いてるんですよ。」



刈谷『そうか。じゃあな。』



「解剖医！！解剖医だけ教えてください。」



刈谷『あ？無理に決まってんだろ！！！』



あ。あからさまに機嫌が悪くなった。



「もしかして、UDIじゃ、ないんですか？」



刈谷『違う！！じゃあな！！』



《ﾌﾞﾁｯ》



電話が切れた。



「ビンゴじゃん。」



刈谷さんの機嫌が悪くなるUDIの解剖医なんか1人しかいない。



「中堂さん」


中堂「あ？？」


「ちょーっとお話よろしいですか？」

中堂さん→←俺らだったら

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