電話 ページ6
《prrrrr》
ポケットに入っているスマホの着信音が鳴った。
相手は……
「結愛のお母さん……!」
私は電話に出て、スマホを耳に当てた
「もしもし。」
結愛母「もしもし!?警察から電話あったんやけど、結愛……結愛が…………」
「…………ごめんなぁ……ホンマにごめん。私のせいやわ……私が…………」
結愛母「Aちゃんのせいやないやろ!何言うてんの!!犯人のせいやろ!」
「っ!!」
おばさんのその一言で何かに気がついた。
結愛母「私……今日東京行くねんけど……Aちゃんは大丈夫?」
「うん。大丈夫。葬式はそっち?」
結愛母「そうするつもり。」
「わかった。それまでに犯人は捕まえる。絶対に。絶対に……」
意思が固まったからか自然と涙は出ない。
結愛母「私も犯人は捕まえて欲しいよ、?でもな、Aちゃんが命懸けでやる必要はないからね。」
「……わかった。葬式はそっち帰るわ。」
そう言って電話を切った。
ほとんど注意なんか真に受けてない。
犯人を見つけ出して、
必ず…………
私は上着を取って分駐所を出た。
126人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みく(プロフ) - aikaさん» ありがとうございます!!!Part14も楽しんでいただけるよう頑張ります! (2020年10月6日 6時) (レス) id: cc40fd3551 (このIDを非表示/違反報告)
aika - 次で最終回・・・!寂しいです。今回も面白かったです!次回のpart14も楽しみにしてます! (2020年10月5日 20時) (レス) id: ff4fb26d9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みく | 作成日時:2020年10月4日 10時