警視庁刑事部第4機動捜査隊の404には女性警官がいるらしい。Part13

おはよう ページ2

【密行終了直前】



もう朝日が登ってから数時間だ。



『警視庁から各局。芝浦署管内で遺体を見つけたとの110番入電中。場所は＿＿＿＿＿近い局は向かわれたい。』



「うわぁ……朝イチからか……」


伊吹「ちょっときついね……」


志摩「まあいい。行くぞ。」


伊吹/山本「はーい。」


「機捜404。芝浦、＿＿＿＿から向かいます。どうぞ。」



『警視庁了解』



＿＿＿＿＿



朝っぱらからの事件というのにパトカーの音で気づいたのかたくさんの野次馬が集まっている。



「……元気だなぁ……」



靴にビニールをはめ、現場に入る



志摩「機捜404現場現着しました。」


警官「こちらです。」



警官に案内されたのは少し薄暗い路地裏。


そこに仰向けに倒れている女性と見られるご遺体があり、手を合わせる。


顔が見えないので確認すると、



「ぇ………………結愛…………？」



顔から血が引いていくのがわかった。


まって。違う。違うって。


結愛じゃないよね？似てるけど、結愛じゃないよね？



伊吹「おい、山本……？？」


警官「名前は松木結愛。」



その言葉で頭がまた真っ白になって周りの言葉がシャットダウンされる。


違う。


そんなはずない。


だって結愛は私の家に向かってたはずで、



「…………！」



あー、そうだ……ここ、私の家に向かう途中の道じゃん。



「……っ……ぁ…………」

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