もしもし ページ1
「もしもしー!」
結愛『もしもーし!A、元気ー?』
「うん。めっちゃ元気やで。」
突然かかってきた幼馴染、松木結愛からの電話に思わず顔が緩む
結愛『そっかそっかー!良かったわー!』
「結愛は?」
結愛『私もめっちゃ元気ー!』
「おー。良かった。急にどうしたん。電話なんかかけてきて。」
結愛『今度さ、上京しようと思って!旅行やけど!』
「おー!うち泊まってくー?」
結愛『そう!それの話しに来てーん!』
「なるほどな。ええで。仕事やからおらんかもしれんけど、」
結愛『機捜やったっけ?頑張ってる?』
「うん。相棒2人に囲まれて頑張ってるよ。」
結愛『そっか!!』
伊吹「山本ー!そろそろ行くよー。」
「あ、はいはーい。」
結愛『今の相棒?』
「うん。そう。チャラい方な。」
伊吹「誰がチャラい方だ!」
なんで自分だってわかったんだよ……
志摩「あながち間違えてないぞ。」
伊吹「えぇ!?」
「じゃあ、また連絡する。バイバイ。」
結愛『バイバーイ!頑張れー!』
電話が切れてポケットに入れる
伊吹「で、電話の相手はー?彼氏ー?」
志摩「それただのセクハラ。」
「ほんとにそれ。」
伊吹「えぇー。俺気になるぅー」
くねくね動く伊吹を気持ち悪いと思いながら口を開く。
「地元の幼馴染だよ。女子な。」
伊吹「へー!」
志摩「仲良いんだな。」
「まぁ、物心つく前からの仲ですから。」
伊吹「いいねー!そういうのー!」
なんか、結愛のことまで褒めてもらってる気がして嬉しい。
伊吹「山本顔ニヤニヤ。」
「うるさい。」
_____
【数週間後】
今日は結愛がこっちに来る日だ。
伊吹「あーねむぃいい……」
でもこんな日に限って密行。マジでクソか。
とか言ったらアレだから口には出さないけどさ、
志摩「運転変わるか。」
伊吹「うーん。おねがーい」
運転をしていた伊吹がギブアップ。私が運転を担当する。
「さー。まだまだですねぇ……」
伊吹「うるさーい。おやすみー」
志摩「はい、おやすみー。」
電話の着信音に気づかずに。
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みく(プロフ) - aikaさん» ありがとうございます!!!Part14も楽しんでいただけるよう頑張ります! (2020年10月6日 6時) (レス) id: cc40fd3551 (このIDを非表示/違反報告)
aika - 次で最終回・・・!寂しいです。今回も面白かったです!次回のpart14も楽しみにしてます! (2020年10月5日 20時) (レス) id: ff4fb26d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みく | 作成日時:2020年10月4日 10時